雷恐怖症の症状・原因・克服のためのカウンセリングによる治療を臨床心理士が解説

雷恐怖症の症状・原因・克服・治療法について

皆さん、こんにちは。

今回は、恐怖症についてお話です。恐怖症というと例えば、高所恐怖症であったり、先端恐怖症であったり、閉所恐怖症であったり、実に様々な恐怖症があります。その程度も様々で、生活に支障をきたすレベルから、少し心拍や呼吸が早くなり落ち着かなくなるくらいのものまで様々あります。

実に様々ある恐怖症から今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリング行う、雷に対する恐怖症である雷恐怖症についてお話したいと思います。実は自分だけという方も居るかもしれませんが、密かに多いのがこの雷恐怖症です。雷恐怖症の症状と原因、克服するための治療法についてお話しています。

雷恐怖症の症状とは

 

先生実は僕は雷がすごく苦手で、周りには笑われるのですけど、雷が鳴るとパニックにも近い状態になってしまうんです。これって何かの病気なんでしょうか?

 
 

それはもしかすると雷恐怖症かもしれませんね。恐怖症というものと雷恐怖症というものについて、まずはどのような症状が起きてくるのかをお話しましょう。

 

恐怖症とはどのような症状か?

雷恐怖症について詳しくお話する前に、恐怖症についてどのような症状があるものなのかを見ていきたいと思います。恐怖症とは通常であれば恐れる必要がないものを必要以上に恐れてしまい、その場所から離れる行動を取ったり、激しい恐れから避けてしまったりすることを指します。

それによって生活の大きな支障が生じる場合もありますし、うまくさせられれば大きな支障が生じないこともあります。実は恐怖症を抱くものは様々ありますが、多くあるものとして、高所、閉所、雷、動物、虫、飛行機、電車、車、注射、病院、歯医者などがあります。

このような恐怖症の対象や事象があると、激しい恐怖感や不安感が出てきたり、呼吸が浅くなったり、脈が速くなったり、汗が噴き出したりなどパニック発作のような状態になってしまっことがあります。その程度は人それぞれですが、当人にとっては死ぬかもしれないと思うほどつらいような状況であることもあったりするものです。

雷恐怖症とはどのような症状か?

雷恐怖症とは、先ほどからお話している恐怖症の対象が雷であるもののことです。雷によって、自分の命の危険がないということがわかっていても、通常感じる必要のないほどの不安や恐怖を感じてしまいます。

症状としては、先の恐怖症で紹介した症状と同じですが、回避の仕方として、雷が見えないようにカーテンを閉めたり、耳をふさいで布団をかぶったりなどと言った行動を取ったりします。また、誰かが居ると少し症状が落ち着くものの、一人の場合だと症状が悪化してしまうという場合もあるようです。

雷恐怖症の程度が重い場合には、外出が困難になるようなこともあります。また、程度のさして重くない場合でも、必要以上に天気予報を気にして、雷が起きるかどうかということを気にするというような行動が見られる場合もあります。

雷恐怖症は3大恐怖症の一つと言われており、高所恐怖症と動物恐怖症に続いて3番目に多い恐怖症と言われており、日本でもかなりの数の人が、雷恐怖症を抱えて生活していると言われています。

雷恐怖症の原因

 

雷恐怖症がどういうものかわかりました。でも、なんで僕はこんなにも雷が怖くなってしまったんでしょうか?何か原因があったりするんですか?

 
 

恐怖症全般に言えることですが、Aくんのように子供の時になることが多くあります。原因としては、過去に経験したトラウマによるものだったり、全然別の要因のこともあります。

 

雷恐怖症の症状は、子供に見られることが多くあります。一般的な他の恐怖症であっても、幼少期から20代くらいまでが多いとされており、また、女性の方が恐怖症になることが多いとされています。

雷恐怖症を含めて恐怖症になってしまう原因としては、様々なものがあります。家系的に発症しやすいという遺伝的な要因であったり、体質的な要因によるものもあったりします。そして多くを占めているのではないかと言われているのがトラウマ的な要因によるものです。

過去に何らかの怖い体験を見聞きしたことによって、それがトラウマ的な記憶として残り、恐怖症になってしまうという場合があります。自分自身では気が付いておらずに、パニック発作のような症状が出て始めて、自分がこの恐怖症であるかもしれないとわかる場合もあったりします。

雷恐怖症の克服するための治療方法

 

雷恐怖症を治したいのですが、治療する方法っていうのはあるんでしょうか?

 
 

はい。雷恐怖症を治療する方法はあります。エクスポージャー法と呼ばれる行動療法であったり、トラウマに起因するものでしたらトラウマケアによって治療することができます。

 

薬物療法

抗不安薬などの薬を使って不安や恐怖を軽減していくことにもちいていきます。薬物療法を単独で用いるというよりも、以下でご紹介するような心理療法と一緒に必要に応じて薬を服用するというのが有効でしょう。

行動療法

エクスポージャー法(暴露療法)と呼ばれる行動療法の有効性があると言われています。比較的恐怖の低いものから徐々に高いものへと段階的に慣れていってもらうような方法です。同時にリラックス法などを用いる場合もあります。ただ、恐怖を感じるものに対峙しなくてはいけないために、負荷は高い方法かもしれません。

トラウマケア

トラウマに起因するようなものの場合に行うのが、トラウマケアによる恐怖症の治療です。恐怖症を引き起こしているトラウマ記憶の再処理を行うことによって、恐怖症によって起こっていたパニック発作のような症状などを取り除いていくという方法です。トラウマケアの方法は実に様々あり、具体的な方法に関しては以前ご紹介したものがあるのでそちらをご覧下さい。

さいたま市東浦和にあるカウンセリングオフィスを営む、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、トラウマの概要を説明した上で、トラウマ(PTSD)治療の方法として、EMDR、PE、SE、BST、TFT、BCTという方法について解説しています。

これらの方法を組み合わせることによって雷恐怖症はかなり改善することができます。一人で無理に克服しようとせずに必要や生活のしずらさの程度に応じて、専門家へ相談してみることがよいかもしれません。

雷恐怖症の症状・原因・克服・治療法のまとめ

今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、恐怖症の一つである雷恐怖症の症状と原因、克服するための治療法として薬物療法、暴露療法、トラウマケアによる方法についてお話させていただきました。

雷恐怖症で悩んでいる方は実は多くいたりするものです。悩んでいるのはあなただけではありませんので、まずは気軽に専門家へのご相談をお勧めいたします。雷恐怖症に限らずに恐怖症は、治療していくことが可能なものです。生活に支障が出るほどの恐怖症は是非治療して克服していきましょう。

今回のまとめに関する感想や質問は、コメント欄までお願いします。また、当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方は、下記よりお申込みページへおすすみ下さい。ご相談をお待ちしております。

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