得意なストレス対処法がわかる心理テストを臨床心理士が解説

あなたの得意なストレス対処法がわかる心理テスト

皆さん、こんにちは。

皆さんは普段どのようなストレス対処法を取っているでしょうか?実は私たちにはよく使ってしまいがちな得意なストレス対処法と、実は全く使わない苦手なストレス対処法があるとされています。

そこで今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、あなたの得意なストレス対処方法と苦手なストレス対処方法についてわかる心理テストをご紹介していきたいと思います。

あなたのストレスサインの気付き方

心理テストをご紹介する前にまずは始めに私たちに現れるストレスサインとしてどのようなものがあるのかを見ていきたいと思います。

皆さんはどの部分にストレスとして現れることが多いでしょうか?例えば、なんだか風邪を引きやすくなる人、なんだか心が憂うつになる人、なんだかイライラをぶつけてしまう人など、様々かもしれません。

多くの人はストレスサインとしては、身体か心、行動の3つの場所のいずれかに現れると言われています。以下で身体と心、行動に現れるストレスサインとしてどのようなものがあるのか詳しく見ていきたいと思います。

身体に現れるストレスサイン

・風邪を引きやすくなった

・胃腸の調子が悪くなった

・頭痛が起こるようになった

・肩や首、腰が凝るようになった

このようなことが起こるというのは、もしかするとストレスによるものかもしれません。私自身もストレスを感じると、なんだかお腹の調子が悪くなったりするので、それぞれ出やすいポイントというのはあるようです。職場の同僚の方は、肩が凝るようになるという方もいらっしゃったりしました。

ただ、この身体へのストレスサインが見られたときは、まずは病院に行ってもらって、風邪薬や胃腸薬、頭痛薬などで医学的な対処を行ってから、これからご紹介するようなストレス対処法も合わせてやってもらえたらと思います。

心の現れるストレスサイン

・気持ちが憂うつになる

・急に悲しい気持ちがこみ上げてくる

・急に先のことが不安になってしまう

・過去の出来事への後悔の念が離れない

このようないつもと違うような心の変化が起きるとそれは、もしかすると心へのストレスサインの表れかもしれません。この中で一番あるのは、気持ちが憂うつになってしまうというもんで、なんだかいつもよりテンションが上がらないというのも含まれます。

心のへのストレスサインのポイントしては、いつもとは違うこれらの気持ちが芽生えるというところです。いつも憂うつな感じがあります、いつも不安になりますという方は、もしかするとうつ病不安障害のような心の病気の可能性もあるので、そのような人は必要に応じて専門家への受診をおすすめします。

行動に現れるストレスサイン

・イライラを周りに巻き散らかす

・食事の量が普段より増える、もしくは減る

・睡眠時間が普段よりも増える、もしくは減る

・趣味など自分の興味関心のあることができなくなる

このような行動が現れた場合は、もしかするとストレスサインの現れかもしれません。私の場合は余裕がなくなるとイライラとしたりすることもあるので、必ずしもストレスサインではない場合はありますが、一つの目安ではあります。

ここで大切なのは、普段と比べてその量が増減があるということを見て下さい。普段からいっぱい食べる人が同じくらい食べている分には問題ありません。ただ、極端に食事や睡眠が変化するのが長く続く場合は、摂食障害睡眠障害などの別の病気の可能性もあるので、注意が必要です。

得意なストレス対処法がわかる心理テスト

それでは自分のストレスサインがわかったところで、得意なストレス対処法と苦手なストレス対処法のわかる心理テストをご紹介していきたいと思います。以下の心理テストの内容を読んで考えてもらえればと思います。

Q、皆さんは無人島に行くことになりました。しかし、その無人島に以下の6つのものと決まっています。その時に持って行く順位を付けてみて下さい。

①聖書やお守り

②大切な人からの手紙や強い心

③ペットの犬やサバイバルに強い友人

④ドラえもんのポケットや魔法の杖

⑤ナイフやロープ

⑥食料や水

得意なストレス対処法がわかる心理テストの答え

この心理テストでは、何を持って行くかで、その人の得意なストレス対処方法のタイプを見ることができるというものでした。以下からそれぞれ解説をしていきます。

①聖書やお守り

これらを持って行こうと考える人は、信念と価値(Belief and values)がストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、先祖など霊的なものや神様的なものを元に立ち向かっていくタイプとなります。

②大切な人からの手紙や強い心

これらを持って行こうと考える人は、感情・情動(Affect/emotional)がストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、自身や他者の強い感情や他者の感情を元に立ち向かっていくタイプとなります。

③ペットの犬やサバイバルに強い友人

これらを持って行こうと考える人は、社会的(social)がストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、他者の力を借りて立ち向かっていくタイプとなります。

④ドラえもんのポケットや魔法の杖

これらを持って行こうと考える人は、想像(Imagination)をストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、空想や遊びによって立ち向かっていくタイプとなります。

⑤ナイフやロープ

これらを持って行こうと考える人は、認知的(Cognitive)をストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、現実的な解決よって立ち向かっていくタイプとなります。

⑥食料や水

これらを持って行こうと考える人は、生理的・身体的(Physiological)をストレス対処の仕方として持っているものです。

どういうことかというと、何かストレスがかかる状況にあった時に、体を使って動いたり、いっぱい食べたり、飲んだりすることによって立ち向かっていくタイプとなります。

BASIC-Phモデルというストレス対処法がわかる心理療法

今回、皆さんに選んでもらった順位は、1位に挙げたものほど、普段よくやるストレス対処行動で、6位のものほどあまり普段行わないストレス対処行動ということができるのです。

例えば、一位が⑥食料と水という人は、普段ストレスがあるとおいしいものを食べたり飲酒、運動をしてストレスを発散することが多く、六位が①聖書やお守りという人は、普段ストレスがあってもそれで神社やお寺やご先祖様のお墓を訪れて考えを整理したり、力を借りてストレスを対処することがないということなのです。

今回ご紹介した心理テストは、ストレス対処方法の英語での頭文字を取ってBASIC-Ph(ベーシックピーエイチ)と呼ばれる心理療法の一部から抜粋したものです。

BASIC-Phとは、イスラエルでストレスケアと予防に取り組む中で生まれたモデルとされているもので、ストレスからの回復力という観点で研究されて来た理論で近年日本にもやってきた心理療法の一つで注目されています。

ストレス対処方法というのは、どうしても人によって偏ってしまうものです。普段使っていなストレス対処方法で、上手にストレス対処ができることもありますので、よければ参考にしてもらえたらと思います。

得意なストレス対処方法がわかる心理テストのまとめ

今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、皆さんの得意なストレス対処方法と苦手なストレス対処方法がわかる心理テストとして、BASIC-Phモデルを基にご紹介いたしました。

今回の心理テストで、自身の得意なストレス対処方法は強みとして使い、今まであまり用いてこなかったストレス対処方法に関しては、これから気を付けて実践できると良いかもしれません。

今回のまとめに関する感想や質問は、コメント欄までお願いします。また、当カウンセリングオフィスでのカウンセリングをご希望の方は、下記よりお申込みページへお進み下さい。

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