カウンセリングにおける良いゴール・目標の作り方の8つのコツ!?

 

皆さん、こんにちは。

 

皆さん、突然ですが何か目標や人生のゴールのイメージはありますか?将来はこんなふうになりたり、自分は今後はこんなふうになっていくんだというようなものはありますか?

 

実は、カウンセリングにおいて、カウンセリングが終了する際のゴールや目標というのを決めて行うことが多くあります。

 

カウンセリングでは、このようなゴールを決めておかないと、いつまでも長く続いてしまうことが多々あります。そのため、ゴールの設定はきっちり行っていく必要があるのです。

 

そこで今回は、実際のカウンセリング場で使う良いゴールや目標の作り方についてお話したいと思います。きっと何か人生の目標や豊富を決める際にも参考になる視点なので、カウンセリングなんて受けないという方も良ければ参考にしてみて下さい。

 

カウンセリングにおける目標の必要性

 

カウンセリングというと、一般にはただ話を聞いてもらうだけというイメージがある方も多いかもしれません。確かにそのようなカウンセリングの側面もあります。

 

しかし、多くのカウンセリングではどのようになったカウンセリングを終えられるのかというゴールや目標というものが実は大切になってきます。

 

今回は、解決志向ブリーフセラピーという技法を参考に皆さんに良い目標の立て方をご紹介していきたいと思います。

 

解決志向ブリーフセラピーではカウンセリングの目標やゴールのことを、ウェルフォームド・ゴール(良いゴール)と呼びます。

 

そして、ウェルフォームドゴールには8つの特徴があると言われています。今回はjong&bergによってまとめられた8つの特徴を順番にご紹介していきたいと思います。

 

今後の何か目標を立てる際に是非参考にしてもらいたいものになっていますので、最後までご覧ください。

 

良い目標を立てる8つのコツ!?

 

それでは早速、カウンセリングにおける良い目標の立て方についてどのように立てるのか見ていきたいと思います。

 

①クライエントにとって重要であること

どういうことかというと、示される目標やゴールというのは、自分の親や友達、上司にとって重要である目標ではなく、あくまでもクライエント自身にとって重要である必要があるということです。

 

また、その設定された目標がクライエント自身にとって重要であること。つまり、あまり重要ではない目標ではダメだということです。

 

例えば、職場や学校で孤立してしまっている人が、心から切望して友達を作るというのは、本人にとって重要である目標だが、

 

職場や学校で孤立してしまっている人に、誰か第三者が孤立しているのは良くないからと進められて、本当は一人でもいいけど、友達を作るという目標を設定するのは間違っているということです。

 

②達成可能な小さなゴールであるということ

 

 

どういうことかというと、目標というとどうしても、大きな目標になりがちです。

 

例えば、何か困ったことがあると、そのことが完全になくなるような状態を目標にしたり。

 

例えば、不登校のお子さんが、毎日登校することをも目標にしたり。

 

例えば、うつ病で休職中の人が、自分の会社を立ち上げることを目標にしたり。

 

このように何か目標を立てようとすると、どうしても大きなも目標を立てがちです。

 

しかし、大きな目標を立ててしまうと、それを達成するのはかなり難しくなり、自信をうしなってしまったりという可能性があります。

 

したがって、カウンセリングにおいて目標を立てる際は、なるべく小さな、達成可能な目標を立てることが望ましいとされています。

 

③具体的で特定の行動レベルであること

 

 

どういうことかというと、目標は見えるような具体的なもので、どのようなものであるかという特定の行動レベルであるということです。

 

例えば、朝早く起きるという目標ではなく、朝何時に起きて、顔を洗って、朝食を食べるというような目標を立てるということです。

 

例えば、学校(会社)に登校するという目標ではなく、何時に家を出て、どこまで行くという目標を立てるということです。

 

例えば、夫婦関係ケンカをなくすという目標ではなく、何時に夕飯を一緒に食べて、何の話をするという目標を立てるということです。

 

例えば、起業をするという目標ではなく、何月何日に資金を集めて、何日に挨拶をしに行って、何日に役所に書類を提出してという目標を立てるということです。

 

このように何月何日の何時にどのような行動を取るということを具体的な目標を立てるということです。

 

④問題の不在ではなく、何か他のことの存在として述べられること

 

 

どういうことかというと、何か問題があるときに、その問題がないときではなく、何か別のことする状態や何か他のことの存在として目標を立てるということです。

 

例えば、何か病気があるときに、その病気がないことを目標に立てることではなく、病気はあるけれど新しくフラダンスをはじめてみるという目標を立てる。

 

例えば、万引き行動がある子に、万引きがないという目標を立てるということではなく、例えば別のお金の管理が自分でできるようになるという目標を立てる。

 

例えば、親子喧嘩が毎日絶えない家族が、親子喧嘩がないという目標を立てるということではなく、父と子で一緒にテレビを見るという目標を立てる。

 

というように目標を立てるときは、何かがないという不在の状態ではなく、何かをするという目標を立てるのです。

 

何かないという目標は、達成することができない、もしくはすぐにはできない可能性が高いものが多いのです。

 

⑤問題の終わりではなく、何か他のことの始まりとしてのべられること

 

 

④とほとんど同じようなことですが、目標の立て方としては、何かの終わりではなく、何かの始まりであることの方がいいということです。

 

例えば、うつ病などないか病気がある人が、うつ病の終わりを目標にするのではなく、新しく本を読み始めてみるという目標を立てる。

 

例えば、お酒を飲みすぎてしまう人が、お酒を飲むのをやめるという目標ではなく、ノンアルコールを飲み始めてみるという目標を立てる。

 

例えば、夫婦でケンカをしてしまう人が、夫婦ケンカを終わりにするという目標ではなく、一緒に社交ダンスを始めてみるという目標を立てるのです。

 

このように、何か問題が終わったことを目標に立てると、その状態は永遠に訪れないかもしれません。

 

しかし、何かを始めるという目標であれば、それはすぐにでも始めることができる形の目標なので、達成することができるのです。

 

⑥クライエントの生活の状況からして、現実的で達成可能なこと

 

 

どういうことかというと、どうしても目標を立てるというと、現実離れしたものを立てがちです。

 

例えば、会社に行くのが嫌だという人が、一部上場企業を立ち上げようとという目標を立てるのではなく、まずは起業の勉強を始めてみるという目標を立てる。

 

例えば、学校に行くのがいやだという人が、不登校ユーチューバーとして稼ぐという目標を立てるのではなく、まずはユーチューブの動画を一つ上げるという目標を立てる。

 

例えば、友達関係が少ないという人が、友達を100人作るという目標を立てるのではなく、まずは一人から友達を作るという目標を立てる。

 

というように、目標を立てましょうというと、どうしても壮大なすぐには達成できない目標を立てがちだったりします。

 

しかし、そのような目標ではなく、現実的に達成可能なことを目標にした方がいいのです。そのような目標であれば、挫折せずに成功体験を積み重ねて行けるというわけです。そして、その目標が達成できたら、また新たに目標を設定していけばいいのです。

 

⑦「熱心な努力」を要するとみなされること

 

 

どういうことかというと、目標を達成する際は、直ぐにできすぎるものではなく、ある程度努力が必要なものの方がよいということです。

 

例えば、朝方になって、勉強をしたい人が、朝起きる時間を5分早く起きるという目標ではなく、朝方になって朝食をしっかり食べるために1時間早く起きるという目標を立てる。

 

例えば、ゲーム好きだけど時間を減らしたい人が、ゲームをする時間を5分短くするという目標ではなく、ゲームを一日やめてみるという目標を立てる。

 

例えば、友達を増やしたいという人が、友達になりたい人にあったら会釈をするという目標ではなく、毎日、少し会話を話してみるという目標を立てる。

 

このように目標を立てる際は、すぐにできそうなことではなく、だからといって壮大な目標でもない、丁度良い目標を設定していくことが大切であるということです。

 

簡単な目標だと、達成できるのは簡単になってしまい、達成できたという喜びが得られません。かといって壮大な目標だと、達成できずに諦めてしまうことになってしまうのです。

 

⑧他者との関係の中で作られること

 

 

どういうことかというと、一人で完結されるような目標ではなく、他者との関係の中で作られる目標の方がよいということです。

 

例えば、朝起きられない人が、朝は早く起きるという目標を立てるのではなく、朝何時に起きて同居人に挨拶をするという目標を立てる。

 

例えば、引きこもり状態の人が、一人で外に出るという目標ではなく、誰かと一緒に外に出るという目標を立てる。

 

例えば、どうしてもケンカをしてしまうという人達が、一方の人だけがケンカをしないという目標を立てるのではなく、双方ともケンカをしないという目標を立てる。

 

このように、何か目標を立てる際は、誰かとの関係性の中で目標を立てるということです。

 

確かに一人で目標を完結してしまってもいいのですが、誰かと目標を共有しておくと、審査があまくならない上に、一緒に進めていけるというメリットがあるのです。

 

目標を一人で抱え込んでいると、どうしても実現できなくなってしまうことが多いのです。誰かの力を借りることが大切なのです。

 

カウンセリングにおける良い目標の立て方のまとめ!?

 

今回は、カウンセリングにおける良い目標の立て方のコツとして8つ特徴について皆さんにご紹介させて頂きました。

 

①クライエントにとって重要であること

②達成可能な小さなボール

③具体的で特定の行動レベルであること

④問題の不在ではなく、何か他のことの存在として述べられること

⑤問題の終わりではなく、何か他のことの始まりとして述べられること

⑥クライエントの生活の状況からして、現実的で達成可能なこと

⑦「熱心な努力」とようするとみなされること

⑧他者との関係の中で作られること

 

今回ご紹介8つのコツを上手に織り交ぜながら目標を立ててみると良い目標を立てることができるでしょう。是非今後の参考にしてみて下さい。

 

今回のお話に関する質問や感想がありましたら、コメント欄までお願いします。また、当相談室のカウンセリングをご希望の方は専用ページよりお申し込みください。

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