解決しようとして逆にうまくいかないことがある!?
皆さん、こんにちは。
月曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
早いもので明日で3月も終わりですね。
コロナウイルスのニュースばかりの1か月だったという印象ですね。
コロナウイルスの問題に限らず、人は何か問題を解決しようとして、逆にうまく解決できずに問題を深刻化させてしまったり、問題を長引かせてしまったりということがあります。
問題を解決しようと思うあまり、様々じたばたして、より終息が付かない事態なってしまったりという事態のことです。
解決策の悪循環と呼ばれたりもする事態のことです。
解決策の悪循環の例
例えば、何か翌日に楽しみにしていることや、大切なイベントがあるとしましょう。
そんな夜に限って起こってしまうのが、なかなか眠れないという事態です。
明日は早いんだ、眠らないとと思い、一生懸命に目を閉じても一向に眠れない。
眠れないとパフォーマンスが落ちて、大切な明日がうまくいかないと思うと、それがより緊張につながってしまい、より寝れなくなってしまいます。
人間の体の構造として皮肉なことに、眠ろうと力が入り緊張すると、眠気から遠ざかっていってしまうのです。
力を抜いてリラックスしたれいつものように寝れるのに、頑張ろうとする結果、逆に寝れなくなってしまうという事態です。
このようなことって皆さんありませんか!?
このような事態が、解決策の悪循環の状態です。
頑張ってする努力が、かえって問題を大きくしてしまっているのです。
悪循環を断ち切る
もしも、上記のような解決の悪循環が起こっているということに気が付けたなら、解決する方法としては、その解決の悪循環を断ち切るということです。
先の例でいうと、横になっているだけでも、体力は回復するというのは聞くから、横になっていようと考えたり、逆に一日くらい眠らなくて大丈夫だろうということで眠る努力自体をやめてしまったりということが考えられます。
①明日が早いから眠らないと考える
↓
②眠ろうといろいろ努力をする
↓
③身体が緊張して眠れなくなる
↓
再び①に戻る
解決のためには、このようになってしまった悪循環のどこかを変えるのです。
①明日が早いから眠らないと考える
↓
②一日くらい眠らなくても大丈夫だと思う/横になっているだけで疲れは取れると思う
↓
③体がリラックスして眠れるようになる
このようにどこか解決のための悪循環を変えるというのが必要ということになります。
皆さんも、何か解決の悪循環に陥っていると感じた時は、どこかその悪循環の一部を断ち切ってみて下さい。
具体的に断ち切る方法がわからないときは、何か別の行動をしてみるのです。
そのようにすると、本当の解決というのが見えてくるかもしれません。
今のコロナウイルスの対策ももしかするとどころ解決の悪循環に陥っているところもあるのかもしれません。
解決の悪循環に気がついたら、どこかで断ち切れるようにできると良いでしょう。