タイムマシンクエスチョン|カウンセリングにおける未来の姿を想像するための質問

カウンセリングにおける解決像や未来の姿を想像するための質問

皆さん、こんにちは。

皆さんは今、課題にぶち当たっていることや、なかなか解決の仕方がわからないなという問題を抱えていたりしますか。そこまで大きなものでなくても、ちょっとした悩み事や心配事を抱えているという人は多いと思います。

カウンセリングにおいて、このようななかなか解決が見えないような問題や悩みにおいて、その解決像を未来像を一緒考えていく質問というのがあります。少し奇抜ですが、とても効果的なそんな質問を皆さんに今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、ご紹介したいと思います。

カウンセリングにおける解決のための質問!?

カウンセリングに来る人達の多くは、まさに今問題に直面していて、どうやって解決をしたら良いのか、身動きがなかなか取れない状態にいる人が多く居ます。

そのため、話を聞いていくと困ったことや問題を話し続けてしまうということが多く起こります。確かに今困っていることに関して、話をすることはカタルシス効果と呼ばれるように、気持ちが少し楽になったり、話せてスッキリするという効果があるでしょう。

しかし、ただ話を聞いてもらっただけでは、どうにも変わらないということも起こってくることがあります。それは、例えば現在大きな大きな問題をまさに抱えていて、今にもどうにかしたいという場合におきます。

ただ大変な状況を聞いてもらっても、それで私はどうしたらいいの?何をしてたら良いの?ということになってしまうわけです。そんな問題の最中にいる人に、解決の糸口を見つけてもらうのが、今回ご紹介するような質問の仕方になります。

解決像や未来像のための質問方法!?

それでは、早速解決像や未来像を描くための質問方法をご紹介していきたいと思います。今、まさかに何か問題や悩みを抱えていて、どうにか解決像や未来像を描き出したいという方は、今回の質問から考えてみて下さい。

1.ミラクルクエスチョン

これは、奇跡が起きて問題が解決した状態を想像してもらうというde Shazerによって1988に考えられた質問の方法です。具体的な質問の方法は以下のように進めていきます。

「これから変わった質問をします。今晩あなたが眠り家中が寝静まっている間に奇跡が起こるとします。それはあなたがここへいらっしゃることになった問題が解決するという奇跡です。でもあなたは眠っていたので、奇跡が起こったことを知りません。明日の朝、あなたが目覚めるときにどんな違いから、奇跡が起こって問題が解決したのだとわかるでしょうか?」

このような質問をしていき、問題が解決した状態を考えてもらう質問方法になります。正直ちょっとびっくりする質問かもしれませんが、問題モードになっている人が解決モードに切り替えるための有効な質問とされています。

また、本来のカウンセリングでは、そんな奇跡の状態に少しでも近い時があったのかというのも考えてもらうことによって、現実との接点を作っていきます。

2.タイムマシンクエスチョン

次にご紹介するのは、タイムマシンに乗って未来をみてくるという質問方法になります。これは黒沢幸子、森俊夫によって1998年ごろかは使われた質問方法です。具体的には、以下のように質問をしていきます。

「タイムマシンに乗って、○年度のある日に飛んで行ったとしたらあなたは何をしていると思う?『どうなっているべきか』とか『どうなっていたい』というのではなくて、タイムマシンからビデオで撮っているとしたら、このモニターにどんな光景が映し出されるんだろう?あなたはどこで何をしているの?どんな格好をしているの?周りには何が見える?」

このような質問をすることで、◯年後の未来像についてみていくという方法です。◯年後は、1年後でも3年後でも5年後でも10年後でも構いません。描いてみたい未来に飛んでいき考えていきます。

タイムマシンはドラえもんの影響もあり日本人に親和性の高いもので、容易にイメージしやすいことである場合が多くあります。また、この質問をしてみるとそんな未来を考えていたんだと驚かされることもあり、ちょっと頑張って想像してみるだけで気持ちがウキウキしてくることもあります。

また、このタイムマシンクエスチョンは、以下のように続く場合もあります。「成功した未来の自分がタイムマシンに乗って、反対に今の自分を見に来てくれたとしたら、一体どんな言葉をかけてくれるのかしら?」このような質問で、未来の自分からのアドバイスは、カウンセラーが行うアドバイスよりも強力で的確なアドバイスだったりします。

3.ミラクルタイムマシンクエスチョン

今までご紹介した2つの質問もくっ付けたような質問の方法になります。具体的には以下のように進めていきます。

「今晩眠っているうちに不思議なことが起きて、寝ているあなたが突然○年度のある日に飛んで行ったとします。そこでは奇跡が起きていてあなたを今煩わせている問題がすべて片付いている。でも寝ていたからあなたは何も知りません。あなたはどんなことから奇跡が起こった○年後にたどり着いてしまったことを知って、更にそこで奇跡が起こっている事に気づきますか?」

このような質問をしていき、奇跡が起きた◯年後について想像してもらうという方法です。かなりファンタジー要素の豊富な質問かもしれませんが、このくらいのことが起きないと今の問題や悩みが凄すぎて変わらないという人には、有効な質問かもしれません。

4.Best Hopes

これはイギリスの解決志向クリニック兼トレーニングセンターで用いられる質問の仕方です。日本人には、少し直接的過ぎて不向きかもしれませんが、カウンセリングの中で以下のように聞いていき、解決像を考えていきます。

「この面接にあなたが最も望むことは何ですか?今日あなたがここに来たのが役に立ったことがどのようにしてわかるでしょうか?これだけはやる価値があったとあなたが言うためには何が必要ですか?」

このように直接的にカウンセリングの中で、役立つことや望むことを考えてもらうという質問の方法です。先にも述べましたが直接的過ぎるので、解決像がある程度見えていない人には、あまり効果的とは言えないかもしれません。

解決像や未来像を想像するための質問のまとめ

今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、カウンセリングの際に解決像や未来像を描き出すための質問方法としてつの方法をご紹介いたしました。

今回の質問を何か問題や悩みを抱えている時に自分自身に投げかけてみて、考えてみることで解決像や未来像を描き出してみるのもいいかもしれません。

今回のまとめを読んでの感想や質問がありましたら、コメント欄までお願いします。また、今回のような解決像や未来像を専門家と一緒に描いてみたいという方は、当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご利用下さい。

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