ポジティブなセルフトークで自分を変える
皆さん、こんにちは。
月曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
今日もコロナ関連のニュースばかりで、まだまだコロナウィルスとの戦いは続きそうですね。
最近、コロナウイルスの影響で、自宅にいることもあり、誰かと話すよりも自分自身と話すことが多いかもしれません。
自分自身だけと話していると、それに引っ張られてしまうことがあります。
今回は、そんな自分との対話の仕方についての心理学をご紹介したいと思います。
自分のことを表現するセルフトーク
自分自身で自分のことを話したり、表現したりすることをセルフトークと言われています。
「私は〇〇だ」「僕は〇〇だ」と頭の中で考えるのがこのセルフトークに当たります。
私たちは無意識のうちに、案外たくさんのセルフトークをしています。
例えば、「私の今のコロナで辛い気持ちを誰も理解してくれない」「僕はコロナには勝てない」「俺はコロナで仕事が減って事業が失敗する」など様々心の中でに自分に関して考えることがると思います。
しかし、一人で自宅に長くこもって居たりすると、上記のようにネガティブなセルフトークが増えてきてしまうという特徴があります。
普段だったら考えないような自分自身に対するネガティブなことが思い浮かんでいる方も居るかもしれません。
このネガティブなセルフトークをずっと続けていると、うつ病は強迫神経症などの心の病気に直結してしまう場合もあるのです。
では、自分自身の頭の中で浮かんでしまったネガティブなセルフトークをどうしたらよいのか?
誰かと積極的に話をする
一つ目の解決策としては、誰かと積極的に話をするということでネガティブなことを考え過ぎないようにすることです。
一人でいるとどうしても思考が偏ってしまったり、ネガティブなセルフトークをいっぱいしてしまうということがあります。
そのため、誰かと話をすることでそのような事態から復帰することができます。
今の状況を鑑みると、例えばオンラインで誰かと話をするというのが有効でしょう。
ポジティブなセルフトークを心掛ける
また、二つ目の解決策としては、自分を肯定するようなポジティブなセルフトークを心掛けるということです。
ポジティブなセルフトークによってできるイメージをアドラー心理学では、セルフコンセプトと呼びます。
例えば、「私はコロナにかからないくらい強い人だ」「僕はコロナの情報に右往左往しない」「俺はコロナにめげずに事業に成功する」などと考えるのです。
そのようにポジティブなセルフトークで、ポジティブな像を作り上げることがセルフコンセプトを作るということです。
一度、自分はこういう人だというポジティブなセルフコンセプトができてしまえば、マイナスなセルフトークがやってきても乗り越えることができるのです。
ポジティブなセルフトークで自分を変えるまとめ
ネガティブなセルフトークばかりで、自分にはネガティブな部分しかないよと考える方もいるかもしれません。
しかし、ネガティブな面というのはポジティブな面と表裏一体だったりするものです。
「私はコロナにおびえてびくびくしている」というネガティブなセルフトークを「私はコロナと距離を取っている慎重派だ」というようにポジティブなニュアンスのセルフトークにすることもできます。
すぐにポジティブなセルフトークが難しいという方は、今のネガティブなセルフトークを少しだけ言い換えてポジティブなニュアンスになるセルフトークにするだけでも効果的です。
ネガティブなニュースが多く、思考がネガティブなものになってしまう時こそ、ポジティブなセルフトークを心掛けましょう。