感動する作品で心にエネルギーを蓄えられる!?
皆さん、こんにちは。
突然ですが、皆さん何か最近感動する出来事を見たり、聞いたり、体験したりしているでしょうか?何かに感動して涙を流したということはありますか?
感動して涙を流すことは、心の浄化作用(カタルシス効果)があると言われています。普段の生活で抱えている疲労やストレスなどが、感動的な作品を見るだけで軽減されたり、気持ちが落ち着いたりすると言われています。
皆さんも感動する出来事を見たり、聞いたり、体験したりすることで流した涙でなんだか心が軽くなったという経験があったりするのではないでしょうか。これがまさに心が浄化されて、エネルギーが蓄えられている状態です。
そこで今回は、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が感動して、心の動かされたアニメ映画5つご紹介したいと思います。心が動かされて感動したという観点からのご紹介ですので、感動的な作品を見たいという方は是非参考にしてみて下さい。
臨床心理士がおすすめするアニメ映画5選
これでは早速筆者が独断と偏見で選んだ感動できるアニメ映画を5本ご紹介していきたいと思います。アニメ映画に関して評価するのは本職ではないので、的外れなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも主観的に心が動かされたものです。
おおかみこどもの雨と雪
価格:572円 |
おすすめ度:★★★☆☆
感動度 :★★★☆☆
(あらすじ)
おおかみ男と普通の女性の間にできた二人のおおかみ子供を育てていく物語。不慮の事故で父親であるおおかみ男が死んでしまい、一人で二人を育てなくてはいけなくなり、普通の子育てでも大変なのに、おおかも子供の子育てはさらに大変というもの。都会での子育てをやめ田舎での子育てを行うことにしてからもまた大変な様子が見どころ。
(感動ポイント)
一つ目の涙をするポイントは、あらすじのところで話してしまったが、父親のおおかみ男が亡くなってしまうところ。そこは当時劇場で見ていてショックで涙を流してしまった。次のポイントは、田舎に越してきてから人々のやさしさに触れているところもうるっとくるポイント。そして、個人的によく描かれていると思う点としては、二人の子供たちが思春期に入っていきそれぞれの生き方を選び巣立っていくというのが、一番の感動ポイントでした。
聲の形
価格:3,344円 |
おすすめ度:★★★★☆
感動度 :★★★☆☆
(あらすじ)
小学生の頃にいじめをしていてその後いじめられていた主人公が、いじめていた耳の聞こえないヒロインと高校生になって再開して、徐々に心を通わせるようになっていき、小学生の当時の仲間とも心を通じ合うようになっていくというストーリー。主人公がおかしたいじめという罪を償い、ヒロインは耳が聞こえないというハンディキャップで受けていた様々な思いから素直になれない感じからすれ違いも起きていく。
(感動ポイント)
始めに泣いてしまいそうになったのは、主人公にいじめられていてもめげずに笑顔でいようとするヒロインの姿、そしてその後いじめられてひどい目にあってしまう主人公にも、小学生なら仕方ないよななんだか感情移入してしまった。そして、それに全然対応しない教員に腹もたった。さらに主人公への母親の愛もなんだもうるっとさせられた。一番は最終的に中の悪かった小学生時代の仲間と分かり合えるところも、いろいろみんなの気持ちを思い泣けてきてしまった。
君の名は
「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 神木隆之介 ] 価格:4,224円 |
おすすめ度:★★★★☆
感動度 :★★★★☆
(あらすじ)
東京に住む主人公と、田舎町に住むヒロインがなぜだか急に入れ替わっているという現象から物語は始まります。入れ替わりに衝撃を受けたもののそれを受け入れていく二人。しかし、突如その入れ替わりが起きなくなってしまう。そして出会おうとお互いに努力するのだが出会うことができない二人、そして二人が出会えない衝撃の事実が話を見ていくとわかっていきます。
(感動ポイント)
圧倒的な映像の美しさにもうそれだけでなんだか感動できる気がします。美しい映像とRADWIMPSの曲でもう気持ちがいっぱいになるポイントだらけという感じです。特に最後の隕石が落ちてくるシーンでヒロインがそれを阻止しようといろいろと頑張っているところは涙なしには見られないという感じです。最後の終わり方も新海誠監督作品には珍しくハッピーエンドで気持ちよく見れます。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [ 臼井儀人 ] 価格:1,980円 |
おすすめ度:★★★★☆
感動度 :★★★★☆
(あらすじ)
クレヨンしんちゃんの映画は数ある中でも家族愛がとてもよく描かれた作品です。大人は昭和を懐かしみ、子供はどんどんとらえられてしまう。そこにカスカベ防衛隊が自分たちの未来を切り開くべく立ち向かっていき、目を覚ましたひろし、みさえと共に戦っていくというストーリーです。
(感動ポイント)
途中でお笑いや逆要素が様々あるのですが、後半に子供時代を懐かしんで子供時代を生きるひろしがしんちゃんを思い出すまでの回想のシーンがとても感動的、その後、敵に向かうべく階段を上がるシーンも熱いものがこみ上げてきます。最後に敵が命を絶とうとしたときにしんちゃんが言ったセリフもいいものです。
えんとつ町のプペル
価格:2,200円 |
おすすめ度:★★★★★
感動度 :★★★★☆
(あらすじ)
お笑い芸人のキングコング西野さんの絵本が原作になった作品。現在ちょうど公開中のものです。空を知らない町であるえんとつ町で、空に星があると信じるルビッチと空からやってきたごみ人間のプペルの二人が、周りからの圧力などと戦いながら星を見るまでの物語です。
(感動ポイント)
やはり映像美と途中で流れる音楽だけでもう胸がいっぱいになるシーンが多い。また、夢をもったらたたかれるというのをなんだか自分に重ねてしまい、そこにも涙を流してしまい、最後主人公のルビッチとプペルの別れにもうるっときてしまいました。
感動する作品で心にエネルギーを蓄えるアニメ映画5選
今回は、心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、感動するアニメ映画として、おおかみこどもの雨と雪、聲の形、君の名は、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツオトナ帝国の逆襲、えんとつ町のプペルという5つをご紹介しました。
今回選んだアニメ映画と評価はあくまでも個人的なものですので、皆さんが見ると違うということもあるかもしれません。今回の作品や他のサイト等を参考に自分の感動する作品を探してみてはどうでしょうか。
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