臨床心理士が教える心の調子を整える方法!?
皆さん、こんにちは。
本日は、心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が教える、心の調子を整える方法を皆さんにご紹介したいと思います。
皆さんの最近の皆さんの心の調子はどうでしょうか。ざわざわと心が落ち着かないという方や、心が穏やかでいられないという方に是非読んでもらいたいお話になっています。
今回のお話で心の調子を整えて、日々の生活に心を整えたエネルギーのある状態になってみてはどうでしょうか。
心の調子が悪い状態とは!?
心の調子が悪い状態は主に身体面、心理面、行動面の3つの個所で現れると言われています。
身体面
始めは、身体面で現れる心の調子が悪い状態についてです。
例えば、以下のようなことがあった時が身体面で現れる心の調子が悪い状態ということができるでしょう。
・今までにない節々の痛み、頭痛、肩こり、腰痛、などの痛みを感じる
・食欲の低下、胃の痛み、便秘や下痢、などの胃腸系のトラブル
・寝すぎてしまったり、寝付きに時間がかかったり、などの睡眠のトラブル
主にこれらの減少が見られたときはストレスが身体面で顕在化したサインといえます。
心理面
次に心理面で現れる心の調子の悪い状態についてです。
例えば、以下のようなことがあった時が心理面で現れる心の調子の悪い状態ということができるでしょう。
・活動意欲が低下していまう
・イライラや不安感を感じる
・気分が落ち込む、興味関心が持てない、抑うつ気味になる
主にこれらの様子が見られたときは、ストレスが心理面で顕在化したサインといえます。
行動面
最後に行動面で現れる心の調子の悪い状態についてです。
例えば、以下のようなことがあった時が行動面で現れる心の調子の悪い状態ということができるでしょう。
・飲酒量や喫煙量、食事量などが増える
・仕事上のミスが増える
・子どもの場合は幼児返りをしたりする
主にこれらの様子が見られたときは、ストレスが行動面で顕在化したサインといえます。
心の調子を整える4つの方法!?
それでは心の調子を整える具体的な方法をご紹介していきたいと思います。
①座席を譲る
誰にとっても一番身近なシーンである電車やバスで、座席を譲るということです。
今はコロナウイルスで自粛が求められていて、なかなか電車やバスに乗る機会自体少ないかもしれません。
しかし、やむを得ず頑張って出勤している方も多いはずです。
そんな人が手軽にできるポジティブ循環の作り方として、席を譲るのです。
身体障害者や高齢者、妊婦、風邪気味の人などに席を譲ってみて下さい。
なかなか、電車やバスに乗る機会のない人は、例えば、車を運転するときに、歩行者に道を譲ったり、車に車線を譲ったりできると良いでしょう。
このように「譲る」という行動は好循環を引き起こし心の調子を整えることができるのです。
②ごみを拾う
ポジティブ循環を引き起こすためも行動として、日常のうちで最も身近なチャンスはごみを拾うというものです。
最初は家の中のごみを拾ったり、家の周りのごみを拾ったり、職場のごみを拾うのも良いでしょう。
もしも身の回りのごみを拾うことが終えたら、歩いている最中に道にあるごみを拾うというのも良いかもしれません。
始めのうちは恥ずかしかったり、人目が気になったりするかもしれませんが、そのうち周囲の評価だけでなく、行為そのものから満足を得られるようになることが重要でしょう。
このように「きれいにする」という行動も好循環を引き起こし心の調子を整えることができるのです。
③お金を使う
④お返しをする
心の調子を整える方法のまとめ
①座席を譲る
②ごみを拾う
③お金を使う
④お返しをする