コロナウイルスがへの不安な気持ちへの対処法

皆さん、こんにちは。

 

土曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。

 

学校の休校措置が取られ、ディズニーランドやUSJなどのテーマパークも閉園になり、中にはトイレットペーパーなどの生活必需品が買い占められたり、不安が募っている人も多いかもしれません。

 

そんな不安な気持ちを少しでも和らげるような心理学テクニックについてご紹介したいと思います。

 

人は未来のことを考えると不安になると言われています。

 

不安が募って来ると、上記のようなトイレットペーパーの買い占めのような本来取らなくてもよいような行動を取ってしまったりします。

 

今回は不安への対処法として簡単にできるものを3つご紹介したいと思います。

 

①アンカリング

 

アンカリングとは、以前取った行動と感情が、アンカーのように残り、その後の行動や感情に影響するというものです。

どういうことかと言うと、以前やった楽しかった思い出の品を見るとその時の感情を思い出すこと。

 

これは不安への対処方法として、例えば、大切な人からももらったものを見たり、楽しかった時に食べたものを食べたり、など不安を消す楽しい思い出を起こさせるものを見たり食べたりなどの行動をすればよいのです。

 

こうすることによって、不安を減らすことができるかもしれません。

 

②3分間の活動

 

心理学者のハートリーは、ネガティブな気持ちになった時は、それを考えないようにすることは難しく、積極的に別のことを考えるしかないと述べています。

つまり、何か別のことを考えてみたり、行動したりすればよいのです。

 

例えば、三分間ゆっくりと数を数えてみたり、三分間単純な掃除などの家事をしてみたり、三分間瞑想をした見たりなど、行動をしてみるのです。

 

このような行動で不安を軽減できるかもしれません。

 

③気持ちを認知する

 

心理療法の中にゲシュタルト療法と呼ばれるのもがあります。

 

このゲシュタルト療法では、自分の気持ちをハッキリと認知し、言葉など外に出すことを進めています。

例えば、「コロナウイルスのせいでイベントが中止になって、これからどうなるのか不安だ」と今不安に思っていることを口に出して、1分間繰り返し表現して、ネガティブな気持ちを吐き出すのです。

 

このような方法で、不安な気持ちがなくなるかもしれません。

 

いかがだったでしょうか。

 

これら3つの方法で、不安に陥ってしまった気持ちを落ち着かせたり、ポジティブな気持ちに変えることができるかもしれません。

 

これらの方法は一人でできるものとしてご紹介しましたが、誰かと今の不安を共有しながら、これらの活動をするのが一番効果であったりします。

 

これらの方法でも、なかなか不安な気持ちがなくならないという人は、信頼できる誰かに話すのも良いでしょうし、時には臨床心理士・公認心理師などのカウンセラーなどの専門家の力を借りるのも良いかもしれませんね。

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