あがり症や緊張を絶対に治すおすすめの方法!?

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は、埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、上がってしまう、緊張しすぎてしまうというのをどうにかしたいという皆さんのお悩みに対して、あがり症を治すための方法を皆さんにご紹介したいと思います。

 

何かこれから本番や発表を控えていてあがってしまうのが心配な方、プレゼンやスピーチをうまくこなしたいという方に是非とも参考にしてもらいたいお話になっていますので、最後までお読みください。

 

そもそもあがり症とは!?

 

まず始めにあがり症とはどのような状態なのかというのを見ていきたいと思います。人は上がってしまうと、心臓がバクバクと音を立ててなったり、呼吸が浅くなったり、冷や汗をかいたりといった状態になります。

なぜこのような状態が起きるのかというと、血中のノルアドレナリンと呼ばれる物質の数値が上がるためだと言われています。ノルアドレナリンとは、緊張や不安を感じた時に分泌されて、自律神経系のうち交感神経が活発になることによって起こる言われています。

 

人は、交感神経が刺激されるといわゆる臨戦態勢になるために、心拍数や体温、呼吸数、血圧が上がると言われています。身体に備わっている機能の一つなので、実はこのようにあがってしまう、緊張してしまうことは、誰でも起きる事態です。

 

場数を踏んでいき慣れていくことや、本番に向けて練習を何度も繰り返すことによって、上がりにくくなったり、緊張せずに済むようになると言われています。つまり、上がりすぎないためには、慣れる、練習が大切であるとされています。

 

多くの人の場合は、慣れと練習によって、徐々に克服できることの多い、あがり症ですが、あまりにも強すぎる場合は、社交不安障害と言った心の病気の可能性も隠れていたりすると言われています。

 

社交不安障害チェックテスト

 

もしもあなたの上がり具合があまりにひどい場合は、先に述べた社交不安障害という心の病の可能性があります。そこで一応、あがり症の方にやって頂きたいやって頂きたい社交不安障害のチェックテストをご用意いたしました。

もしも以下のチェックテストで社交不安障害の可能性が高い人は、もしかすると無理にスピーチであったり、本番のあるものはやらないようにする必要があるかもしれません。以下で自分が社交不安障害かどうかを(はい、いいえ)で答えてチェックしてみて下さい。

 

①他者の注目を浴びる可能性のある場所に対する著しい恐怖や不安を感じたことがある。

②恥ずかしい思いをするかもしれない場所に強い恐怖や不安を感じたことがある。

③電話をかけたり、電車に乗るなど特定の場所に強い恐怖や不安を感じたことがある。

④日ごろから恐怖や不安を感じる場所を極度に避けている。

⑤恐怖や不安のために学校や仕事、家庭でうまくいかないことがある。

⑥誰か人と接することが苦痛である。

⑦これら①~⑥で感じる恐怖や不安、苦痛は普通でないと自分で思う。

 

これらの質問で⑦を含む2つ以上であると、社交不安障害の可能性が高いということが言えるかもしれません。実は、あがり症と社交不安障害との境はあいまいで、ここからが病気でここまでは正常という線引きはとても難しかったりします。

 

ただ、先にも言いましたが、社交不安障害の可能性が高い人は、あがり症を克服という道ではなくて、避ける道も是非考えて下さい。誰しも得意な部分と苦手な部分はあるものです。もしも気になる方がいらしたら、当カウンセリングオフィスも含めて専門家に相談してみるのもいいかもしれません。

 

あがり症を絶対に治すおすすめの方法

 

それでは、今回のまとめでのメインであるあがり症を治すおすすめの方法についてご紹介していきたいと思います。今回は3つの方法で是非ともあがり症の克服をしてみて下さい。

 

①あがり症であると皆に公言する

 

まず始めのあがり症を克服するための方法としては、周りに自分があがり症であるということを告げるというものです。

具体的には、スピーチや発表の前に周りの見に来てくれた人に対して、先に「自分はあがり症なんだ。」と公言しておくのです。そうすると周囲が怖くなくなり、リラックスして話すことができるという方法です。また、そのようにすることよって無理にうまく話さなくてもいいという雰囲気作りができることもできます。

 

実はあがり症の人は、その事実を自分一人で抱え込んでしまい、その結果苦労しているという人も多く居ます。そうならないためにもあがり症であるというのを前もって伝えておけると良いでしょう。

 

②自分よりできない人と比較する

 

人前で話す時などに、自分よりできない人と比較してみると、自分ができるように思えてくるということがあります。

面接の場やオーディオの場など自分以外の誰かも同じようにパフォーマンスをする際に、自分よりもできない人を探してみるという方法です。人は、どうしても比較をすることで物事を判断してしまいがちであったりします。

 

そんな時に自分より出来ていない人をみることで、自分の本来持っていた自信を取り戻すことができ、結果としてあがり症を克服することができるかもしれません。ただ、自分よりもできる人を見ると緊張が高まってしまうので、その時は自分は自分だと、自分ができることをしようという心持も大切です。

 

③トレーニングして治す

 

最後はトレーニングをして治すという方法です。一番は、先も述べましたが練習をして十分に慣れておいて、万全に備えるというのがよいでしょう。

また、その練習の仕方も上手な人にならって、話し方や発表の仕方を真似てみるというのも有効かもしれません。事前に自分の発表や声を録音したものを聞くのも有効なトレーニングとされています。英国王のスピーチという映画では実際にこのトレーニング方法が使われていたりしました。

 

実際に場数を踏んで実践してみるというトレーニング方法もカウンセリングの中で実際に行われることもあったりする方法です。また、練習以上のものは本番ではでないと思うことも大切です。本番で必要以上に自分を高く、うまく見せないようにするだけうまくいくケースもあったりします。

 

あがり症を治す方法のまとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、あがり症を治すための方法として比較的に簡単なものを3つ皆さんにご紹介致しました。

 

これらの3つのポイントを押さえてあがってしまう性格やあがり症を軽減に勤められたら幸いです。適度なあがり症や緊張はパフォーマンスを高めるという研究もあり、あがり症や緊張も使いどころというのも最後に知っておいてもらえると良いでしょう。

 

しかし、中にはこれらの方法ではあがり症をうまく治せない、社交不安障害かもしれないという方もいるかもしれません。そのような人達には、もう少し専門的な方法として認知行動療法というカウンセリングの方法で状態を少し良くしてみたり、一番はそのような場所にいかないことです。

 

今回のまとめに関する感想や質問はコメントお願いいたします。また、当カウンセリングオフィスでのカウンセリングをご希望の方は、以下よりカウンセリングのお申込みページにお進み下さい。

 

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