日常生活で簡単に喜びの気持ちを最大限引き出す4つの方法

 

皆さん、こんにちは。

 

皆さん、最近の一週間を少し思い起こしてもらって、これにものすごく喜びを感じたということが何かありますか?こんな良いことがあったとすぐに浮かぶ人は、今回のお話は読まなくてもいいかもしれません。良いことがいくら考えても浮かばない、そんな人に読んで欲しいお話です。

 

本日は人の感情の中で喜びという感情を最大限引き出す方法について皆さんにご紹介したいと思います。喜びという感情は、実は大人になればなるほど薄くなって気付きにくいものになってしまいます。先ほどの質問に、あんまり喜びがなかったという人はまさに大人な感情になっているのかもしれません。

 

そんな大人な感情になっている皆さんも、少し思い返してもらって、子どもの頃はもしかすると様々なことに喜びを感じていたかもしれません。好きな給食が出た日や好きな子と話せた日、お父さんがいつもより早く帰って遊んでくれた日、宿題がなかった日など、ほんの些細なことに喜びを感じていたかもしれません。

 

そんな子供の頃のように些細なことでも喜びを感じるようになりたいなという人や、最近あまり喜びという感情を感じていないなという人に是非、読んでもらいたい記事になっています。

 

そもそも人の感情とは!?

 

まず始めに喜びを含めた人の感情についてお話したいと思います。あまりに当然のこと過ぎて考えたことがないという人もいるかもしれませんが、今一度人の感情というものに焦点を当てたいと思います。心理学者のポールエクマンは人の感情を大きく5つに分けられるとしました。

それは、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみの5つです。え?5つしかないのと不思議に思う方もいるかもしれませんが、大きな分類として5つに分けられるとということです。細かくはそれぞれの感情が枝葉のごとく別れていくという形になっていると言われています。

 

ここで、少し話は飛びますが、インサイド・ヘッドというディズニーアニメをご存知でしょうか。女の子の頭の中を舞台にしたアニメで、女の子の頭の中には5つの感情が入れ替わり、女の子の感情を左右していきます。まだ見たことないという人は面白い作品なので、是非ご覧ください。

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なぜ急にディズニーアニメの話をしたのかというと、このインサイド・ヘッドというアニメも人の感情は大きく5つ分けることができるというところから着想を得たアニメになっています。

 

大きく5つのに分かれる感情に着目すると、5つあるうちの唯一ポジションな感情と言えるのが、喜びの感情です。この唯一の喜びを最大限に引き出す方法がわかれば、日々の生活がなんだか楽しく過ごせそうではないですか。そこで次から喜びの感情を最大限引き出す方法をお話していきたいと思います。

 

これらの感情は実は年を取るごとにだんだん鈍くなってくると言われています。先に話した子供の頃はなんだかいろいろな感情で満たされていたのにだんだんそうではなくなってくるという話に通じます。それには経験による慣れが大きいと言われています。

 

どういうことかというと、何か同じことを体験しても1度目と10度目の感動が違うように、経験をすればするほど感じ方は薄くなっていきます。例えば、感動的な映画を一度目に見たときと同じような感動は、二度目には同じ強さではなくなり、十度目にはもしかすると感動すらしないかもしれないということです。

 

そんな経験と共にどうしても、鈍くなってしまう感情たちのなかで、喜びの感情を最大限に感じるための方法としてどのようなものがあるのか、今回は4つの方法を皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

喜びの気持ちを最大限に感じる4つの方法!?

 

それでは早速そんな喜びという感情を最大限に感じるための方法について、今回は4つご紹介したいと思います。以下でご紹介する4つの方法全てを実践してみてもいいですし、気になったものだけでも実践してみて、錆びついた気持ちを呼び起こしてみて下さい。

 

①日々の小さな喜びを感じる

 

まず始めにご紹介する方法としては、日々の小さな喜びを感じる方法です。先に説明した通り、人は年齢と共に感じていたはずの喜びを徐々に感じなくなってしまいます。

 

例えば、小さい頃は雨上がりに見た虹に感動と喜びを感じたという人も、年齢と共に虹を見ても何も感じなくなっているかもしれません。そんな日々の喜びを再確認する形で見つけていくことで喜びの気持ちを味わうことができます。

 

具体的な日々の小さな喜びを有効に感じる方法として、小さな良かったこと日記を付けるというのはオススメな方法です。スマホのメモ機能でも良いですし、手帳端にメモするのでいいですが、その日合った喜びを感じたことを記録していきます。

 

記録する習慣ができると人は意識して、喜びを探そうとし始めます。すると今まで錆びついて気づかなかった日々の生活の中の喜びが見えてくるかもしれません。このような方法も取り入れながら、日々の喜びを感じてみるのはどうでしょうか。

 

②新しい体験を積極的にする

 

次にご紹介する喜びの気持ちを最大限に感じる方法としては、新しい体験を積極的にするという方法です。先程皆さんにお話したように、人は年齢共に経験から感情が薄れてしまうという話をしました。

 

そのため、喜びの感情を感じるためには、今まで感じて来なかったような喜びを感じることを経験していけば良いのです。具体的な新しい体験を積極的にする方法としては、お金を何か物を買うという使い方ではなく、何か新しい体験を出来ることに使うのです。

 

今まで行ったことのなかった場所に行くというのに使うのもいいでしょうし、今まで会ったことのなかった人に会うというのもいいでしょう。もしもお金に余裕がある人はこのようなお金の使い方で、今まで感じて来なかった喜びを感じてみてはどうでしょうか。

 

③マインドフルネス瞑想をする

 

次に紹介する喜びの気持ちを最大限に感じる方法としては、マインドフルネス瞑想をするという方法です。マインドフルネス瞑想をはじめ瞑想というのは、頭をクリアな状態にするために有効な方法とされています。

 

つまり、日々鈍ってしまっている喜びの感情をクリアにすることができるのです。日々の生活で人は頭でいろいろなことを考えてしまい、なかなかクリアな状態になることは難しかったりします。マインドフルネス瞑想というのは、その雑念を無くして、集中力をあげる効果や感じ方や考え方をクリアにすることができるのです。

 

具体的には、以前マインドフルネス瞑想のやり方についてまとめていたページがありますので、そちらをご覧になってみて下さい。マインドフルネス瞑想で、頭をクリアにして新鮮な喜びを感じることがきっとできるでしょう。

 

マインドフルネス瞑想という心や頭のざわつきを落ち着ける方法を臨床心理士が解説

 

④家族や友人との時間を大切にする

 

最後にご紹介する喜びの気持ちを最大限に感じる方法としては、家族や友人との時間を大切にするということです。人は一人でも当然喜びなどの感情を味わうことは出来ます。しかし、家族や友人など親しい人達との時間というのは、喜びの感情を増幅させてくれると言われています。

 

皆さんも美味しいものを食べるときに一人で食べるというよりも、誰かと一緒にという方がより良く感じたという方も居るでしょう。また、何か感動的なものを見たり聞いたり感じたりしたときに、一人でというよりも、誰かと一緒にという方がより良く感じたという経験があることでしょう。

 

このように家族や友人との時間を大切にするというのは、喜びの気持ちを最大限に感じる方法としては、とても有効な方法です。なかなか親しい友人が居ない、家族が遠方だという方は、ペットだったり、ぬいぐるみであっても近い効果が得られるとも言われています。

 

また、今のご時世なかなか直接会うというのが難しいという人も当然居るでしょうから、そんな人は家族や友人と直接会わなくても、オンラインで話て見たり、体験した事を共有しても喜びを味わうことができます。

 

喜びの気持ちを最大限に感じる4つの方法のまとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市東浦和でほんだカウンセリングオフィスを営む、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、喜びの気持ちを最大限に感じる4つの方法を皆さんにご紹介させて頂きました。

 

日々の小さな喜びを感じる

②新しい体験を積極的にする

③マインドフルネス瞑想をする

④家族や友人との時間を大切にする

 

年齢と共に薄くなってしまう喜びの感情を最大限に感じるべく今回の方法を役立ててもらえればと思います。これらすべての方法を行ってもいいですし、やれそうなところから選んでみてやってみるのも良いでしょう。

 

ただ、最後にこのような方法をいろいろ試してみてもなかなか喜びを感じられないという人は、少し心配な状態です。必要に応じて専門家への相談も考えておけると良いでしょう。

 

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方は、お申込みページまでお進みください。

 

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