SNSカウンセリングとはどんなカウンセリング

 

皆さん、こんにちは。

 

皆さん、SNSカウンセリングをご利用されたことはあるでしょうか?LINEであったり、Twitterなどのメディアを利用したオンラインのカウンセリングをSNSカウンセリングと呼び、近年注目を集めています。

 

今回は、埼玉県さいたま市で自身も多くのSNSカウンセリング経験を持つ臨床心理士・公認心理師の筆者が、SNSカウンセリングについて詳しくご紹介していきたいと思いますので、SNSカウンセリングについて知りたいという方は是非ご覧下さい。

 

SNSカウンセリングとは何か!?

 

最近聞くことの多い、SNSカウンセリングってどんなもの?

 
 

SNSカウンセリングは、LINEやTwitterなどを使った臨床心理士・公認心理師などの専門家によるカウンセリングのことを言います。若い人を中心に注目が集まっているカウンセリングの方法です。

 

SNSカウンセリングとは、Social Networking Servicesを用いたカウンセリングのことです。具体的にはLINEやTwitter、今だとClubhouseなどを用いたカウンセリングのことで、通常の家族や友達などがSNS上で相談に乗ることはSNSカウンセリングとは言わずに、臨床心理士・公認心理師などの専門家が相談になることをSNSカウンセリングと言います。

遠隔技術を使ったオンラインカウンセリングには、電話カウンセリング、メールカウンセリング、ビデオ電話カウンセリングなどがありますが、SNSカウンセリングもここに当てはまります。

 

昨今のコロナウイルスの影響によって、いわゆる対面でのカウンセリングがなかなか行いにくい状況にある中で、SNSカウンセリングを含めたオンラインカウンセリングが注目されており、実際にSNSカウンセリングを行う団体やカウンセリング施設も多くなっています。

 

行政機関においても主にLINEを使ったSNSカウンセリングを行うところも多くあり、気軽に相談できるということから多くの相談者、特に若年層の相談が多く寄せられています。

 

2018年3月に行われた全国SNSカウンセリング協議会の自殺予防相談では、相談用のLINEのアカウントにわずか一か月で6万人を超える友達登録があったとされており、そのニーズの多さが言われています。

 

SNSカウンセリングのメリットとデメリット

 

普段、使い慣れているSNSでカウンセリングをできるのはメリットだけど、SNSカウンセリングのデメリットとかってあるの?

 
 

SNSで気軽に相談ができるということから、あまり相談の動機がないような冷やかしの相談が多かったり、普通の言葉での相談と違って時間がかかったりカウンセラーがどんな人かわかりにくいから不安ということは言われています。

 

SNSカウンセリングには、気軽に相談できるというメリットがある反面、今あげたようなデメリットもいろいろとあると言われています。ここでは、SNSカウンセリングのメリットとデメリットについてまとめみますので、参考にしてみて下さい。

 

SNSカウンセリングのメリット

  1. 気軽にアクセスがしやすい
  2. 匿名性が高いので自己開示がしやすい
  3. 文字で残るので、読み返して考えられる
  4. 写真やホームページなどのデータのやり取りができる

 

SNSカウンセリングのメリットから見ていくと少し考えるだけでもこのようなものが浮かびます。一つずつに関して詳しく見ていきたいと思います。

 

1.気軽にアクセスがしやすい

 

先ほどからお話しているように一番は気軽にアクセスすることができるという点が挙げられます。カウンセリングというと、どうしてもカウンセラーの元にクライエントが行かなくてはいけないということや、事前に予約をした上で相談をするというのが一般的です。その点SNSカウンセリングでは、気軽に相談をすることができます。

 

2.匿名性が高いので自己開示がしやすい

 

SNSを匿名でやることは当然可能です。また、相談の最中だかいつもとは違う名前にしたり、アイコンを変えてみたりということが可能です。つまり、自分がどんな人なのかというのを知られずに相談をするとができるため、対面していては言えないようなことを気軽に言うことができるかもしれません。

 

3.文章で残るので、読み返して考えられる

 

SNSでのやり取りは多くの場合、文章で行うことになります。そのため、どのようなやり取りをしていたのかというのを後で読み返すことも可能です。例えば、ストレス対処について相談していて、しばらく経ってからそのストレス対処の方法について読み返してみるということもできるということです。

 

4.写真やホームページなどのデータのやり取りができる

 

SNSでやり取りをするので、その際に写真を使って自分の伝えたいことを補足したり、カウンセラー側もその人に必要な情報としてホームページの情報を教えたりすることができます。このようにデータのやり取りができるというのは、SNSカウンセリングのメリットの一つです。

 

SNSカウンセリングのデメリット

  1. クライエントの動機づけが低い
  2. 作話や冷やかしが多い
  3. 非言語的コミュニケーションができない
  4. 時間がかかる
  5. カウンセラーの姿が見えにくい
  6. 文章でのやり取りが苦手な人は難しい

 

SNSカウンセリングのデメリットについて次に見ていきたいと思います。いろいろメリットを感じる方も多いかと思いますが、その中にあるデメリットについて一つずつ見ていきたいと思います。

 

1.クライエントの動機づけが低い

 

これは、気軽に相談できるがゆえに起こる事態ではあるのですが、クライエントの動機づけが低いという場合が多くあります。気軽に相談できるがゆえに継続した相談にならなかったり、行政では無料で行っているところも多いので、少し話して終わりにしてしまう場合が多くあります。また、何かしながらのながらカウンセリングになってしまうという危険性も言われています。

 

2.作話や冷やかしが多い

 

これも、気軽に相談ができるがゆえに起こる事態ですが、性別や年齢を偽って嘘の相談をしてくる人であったり、性的な相談をする人であってり、ストレスの発散で攻撃性だけを向けてくるようなものも多かったりします。無料相談の場合にそこに人を割かれて、本当に相談がある人を救えないということも生じてきます。

 

3.非言語的コミュニケーションができない

 

私たちは普段、人と会う時に会話でのやり取りの際に、言葉でのやり取りはそうですが、言葉以外の非言語的コミュニケーションの部分も大切な情報だったりします。相手の表情だったりしぐさで、相手を判断することも少なくありません。しかし、SNSカウンセリングでは当然ですが対面できないので、この非言語的コミュニケーションができないというわけです。

 

4.時間がかかる

 

SNSカウンセリングでは単純に時間がかかってしまうというデメリットがあります。普通の会話であればすぐに終わってしまうことであっても、文章に起こすなるとそれなりに時間が必要です。また、カウンセラーの側も答えをよく吟味して行うことが多いため、返答も時間がかかったりします。

 

5.カウンセラーの姿が見えにくい

 

自分がどんな人に話しているのかというのがわかるということは、実はとても安心感を与えます。しかし、SNSカウンセリングの場合はカウンセラーの姿が多くの場合見えずに、場合によっては男性に話しているのか、女性に話しているのかということさえも分からなかったりします。

 

6.文章でのやり取りが苦手な人は難しい

 

文章で自分の気持ちを書くのが得意という人は良いですが、文章で自分の気持ちを書くのが苦手という人や、そもそも心のエネルギーがなくて文章を書けないという人は、SNSカウンセリングは難しかったりします。

 

SNSカウンセリングができる場所は?

 

SNSカウンセリングのメリットとデメリットはわかりました。でも、SNSカウンセリングってどこでできるの?

 
 

SNSカウンセリングは行政が行っていたり、NPO法人が行っていたり、有料でcotreeや当ほんだカウンセリングオフィスでも行っています。

 

最近ではよく見かけるようになったSNSカウンセリングですが、大きく分けると無料で行っているものと、有料で行っているものがあります。無料は金銭的制約がない分気軽に相談できますが、有料はお金を払うだけの意義がある質の高いサービス受けることができます。

 

無料で受けられるもの

・特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク

 

SNSやチャットによる自殺防止の相談を行い、必要に応じて電話や対面による支援や居場所活動等へのつなぎも行う。様々な分野の専門家及び全国の地域拠点と連携して「生きることの包括的な支援」を行う。

 

・特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア

 

主要SNS(LINE、Twitter、Facebook)及びウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じる。 相談内容等から必要に応じて対面相談・電話相談(一般電話回線の他に通話アプリ(LINE、Skype等)にも対応)及び全国の福祉事務所・自立相談支援機関・保健所・精神保健福祉センター・児童相談所・婦人相談所・総合労働相談等の公的機関や様々な分野のNPO団体へつなぎ支援を行う。

 

・特定非営利活動法人 あなたのいばしょ

 

24時間365日、年齢や性別を問わず、誰でも無料・匿名で利用できるチャット相談窓口です。ここはいつでも、だれでもチャットで相談(そうだん)できます。あなたのひみつは、守(まも)ります。まずはお話(はなし)してみませんか。

 

有料で受けられるもの

・Cotree

 

オンラインカウンセリングの大手。多くのカウンセラーが在籍しており、書くカウンセリングとチャット形式での相談を行うことができる。プランによってカウンセラーの返信頻度等も選ぶことができる。

 

・ほんだカウンセリングオフィス

 

当カウンセリングオフィスでもLINEを使ったSNSカウンセリングを行っています。Cotreeよりも高頻度で低料金で臨床心理士・公認心理師というカウンセリングの専門資格を持ったカウンセラーに相談することができます。

 

この他にもSNSカウンセリング等で検索してもらうと多くの場所で実施していると思いますので、料金や利用形態など自身にあったところを見つけて利用してもらえればと思います。

 

SNSカウンセリングとはどんなカウンセリングのまとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市緑区東浦和でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、LINEやTwitterなどで行うSNSカウンセリングについて、その概要とメリットとデメリット、カウンセリングを受けられる場所についてご紹介いたしました。

 

今回のまとめを参考にSNSカウンセリングについて皆様の理解が深まったなら幸いです。まだ、できて日が浅いSNSカウンセリングです。これから様々な研究がなされていき、今あげているデメリットも次第になくなっていき、もしかしたらカウンセリングの主流になるかもしれません。

 

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。また、SNSカウンセリングに限らずに当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方はお申込みページまでお進み下さい。

 

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