P(ポジティブ)循環の起こし方
皆さん、こんにちは。
金曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルス蔓延、拡大で金曜日の夜ですが、まっすぐお家に帰っているという方が多いでしょうか。
コロナウイルス関連の芸能や経済、政治などを含めて様々なネガティブなニュースが連日たえませんね。
ネガティブなニュースに連日さらされていると、どうしても気持ち的にもネガティブ状態になります。
気持ちがネガティブな状態だと、気持ちのネガティブ循環が起きて、実際にネガティブなことを引き寄せてしまうことがあります。
今回は、そんなネガティブな循環を断ち切りポジティブ循環の起こし方についてご紹介したいと思います。
N(ネガティブ)循環とは!?
ネガティブ循環をここではその頭文字をとって、N循環とすることにします。
先ほど、気持ちでネガティブ要素が多いとN循環が起きるといいました。
ここで言うN要素とは、「利己主義」、「物質主義」、「否定的意味付け」のことを言います。
「利己主義」とは、自分の利益を重視して、他者の利益を軽視する、あるいは無視する姿勢のことです。
今の状況に当てはめて考えると、コロナウィルスの外出自粛で、自分は十分に足りているのにスーパーから商品を買い占めたりするのがこれにあたります。
「物質主義」とは、お金や物、人などの獲得や所有を重視する考え方のことです。
これも今の状況に当てはめると、マスクやトイレットペーパーを買い占めて、それを転売して利益をだそうとするような人です。
「否定的な意味付け」とは、日常で生じる様々な出来事に対して、それを悪いこと、価値のないことなど否定的なこととして意味づけることです。
これも今の状況に当てはめると、コロナ対策に関する政府や企業のあり方を必要以上に批判したり、それに対する様々な個人の行動を攻撃するような人です。
このようなN要素の強い人は、結果としてN循環を引き起こしやすく、周りから反感や怒りなどのN感情をかったり、不安や恐怖などのN感情を振りまいたりしていまうのです。
P(ポジティブ)循環とは
N循環と正反対にあるのが、ポジティブ循環である、P循環です。
先ほどのN循環とは逆で、ポジティブ要素が多いと起こるのが、このP循環です。
ここでいうP要素とは、「他者主義」、「精神主義」、「肯定的意味付け」のことを言います。
「他者主義」とは、自分の利益よりも他者の利益を優先する姿勢のことです。
今の状況に当てはめて考えると、他者や医療機関に回ればと考え、マスクを必要以上に買いすぎない姿勢のことです。
「精神主義」とは、物質的な充実よりも精神的な充実に喜びを感じることです。
今の状況に当てはめて考えると、今のコロナウイルスでお客さんが来なくて困っているお店へテイクアウトでお金を使うというのがあるでしょうか。
「肯定的意味付け」とは、日常生活上の様々な出来事に対して、それを良いこと、価値のあることとして意味づけることです。
これも今の状況に当てはめると、政府や企業が行っているコロナウィルス対策を応援したり、自分にできることを行う姿勢のことでしょうか。
このようなP要素の強い人は、結果としてP循環を引き起こしやすく、周りから感謝や勇気などのP感情をうけたり、安心や慈愛などのP感情を振りまいていけることになります。
N循環とP循環のまとめ
N要素を持っているとN循環が起こり、N感情もやってきて、P要素を持っているとP循環が起こり、P循環が起こるということをお話しました。
どうしても、社会的にネガティブなニュースが多いと、人はN循環を起こしてしまいガチです。
しかし、N循環はNな事象しか招かないことが多いのです。
ネガティブなニュースが多い今こそ、そんなN要素を吹き飛ばすぐらいの、P循環であなたの周りに良い風を起こしてみてはどうでしょうか。