歩く瞑想マインドフルネス・ウォーキングとは
皆さん、こんにちは。
水曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルス関連のニュースが引き続き絶えない日々ですよね。
外出を控えて、家で過ごしている方も多いかもしれません。
多くの時間を家で過ごしていると、どうしてもストレスが溜まって来たり、知らない間に心の疲れが溜まってしまっていたりします。
そんなときは、少しの散歩と共に心がリフレッシュする方法を実践すると良いかもしれません。
今回は、そんな身体と心のリフレッシュが同時にできる方法についてお話したいと思います。
散歩ついでや通勤通学の途中に簡単にできる歩く瞑想であるマインドフルネス・ウォーキングというものについてです。
マインドフルネス・ウォーキング
マインドフルネス・ウォーキングとは、禅の修行の一つでもあり、経行(きんひん)と言われて、座禅と座禅の間に行う歩く座禅ともいわれているものです。
せかせかした気持ちを抑えて、今この瞬間に歩くということに意識を持って行くという方法のことです。
目的地のことや、全然やらなくてはならない別のことなどで頭をいっぱいにするのではなく、今この瞬間の足の動きに意識を向けるというものが、マインドフルネス・ウォーキングになります。
職場から家への帰り道にやってみたり、ちょっと仕事や在宅ワークの合間の散歩の時にやっているのが良いかもしれません。
マインドフルネス・ウォーキング実践
では、実際にはどのようにマインドフルネス・ウォーキングを行うのかをご紹介したいと思います。
①ゆっくりと息を吸って吐く。このペースに合わせて一歩ずつ進んでいく
②呼吸と共に歩いている体の感覚を観察する。
③上げている足の感覚を感じる。
④足が地面に近づいている時の感覚を感じる。
⑤地面が足の裏に付き始めた時の感覚を感じる。
⑥体の重心が移動していく感覚を感じる。
⑦ ①~⑥を再び繰り返して進んでいく。
このような手順で行っていきます。
息を吸って吐くペースに合わせて一歩ずつ進んでいき、意識は足に向けて、呼吸を足に向けるペースに合わせるイメージで行います。
手の振り方は自然な感じで、手の振り方まで注意を払うと集中できなくなってしまうため、気にはせずに、足の動きと呼吸に集中していくというものです。
マインドフルネス・ウォーキングまとめ
以上のようなプロセスでマインドフルネス・ウォーキングを行うことができます。
マインドフルネス・ウォーキングをすることで、身体と心に良い効果があると言われています。
心への効果としては、ポジティブな感情が高まり、不安症が抑えられ、ストレスが緩和されると言われています。
体への効果としては、免疫機能を高め、痛みを抑えたり、炎症を細胞レベルで抑えると言われています。
今の、コロナウイルスが蔓延、拡大していて、不安な気持ちやストレスが高まり、免疫を高める必要がある今こそ、このマインドフルネス・ウォーキングをすると良いかもしれません。
皆さんも、ちょっとした空き時間の散歩や、気分転換としての散歩、通勤通学の帰りにでも、このマインドフルネス・ウォーキングを試してみてはいかがでしょうか。