心の金属疲労を起こさないための究極のリラックス方法

 

皆さん、こんにちは。

 

突然ですが、皆さん、心の金属疲労という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ただの金属疲労なら聞いたことがあるけど、心の金属疲労という言葉を聞いたことがないという人がほとんどではないでしょうか。

 

今回は、こんな金属疲労が実は心でも起こるかもしれないというお話をご紹介して、そんな心の金属疲労を起こさないようにするために心身ともにリラックスするおすすめの方法をご紹介していきたいと思います。

 

心の金属疲労とは!?

 

多くの人が心の金属疲労という言葉を聞いたことがないという人も多いと思うので、まずは心の金属疲労とはどのような状態なのかというのをお話したいと思います。

まず一般的に金属疲労とは、一回にかかる力は非常に小さいにも関わらず、何百回、何千回と力が加わることで、いつのまにか壊れてしまうことを言います。硬い金属であっても、長い期間負荷がかかると壊れてしまうというのがこれに当たります。

 

金属疲労は、一回辺りに受けたダメージは外から見るとわかりにくいのですが、最後にはほとんど形を残さずに壊れてしまったり、致命的な状態になって発見されたりすることもあるものです。

 

先ほどから話をしていますが、この金属疲労、実は心でも同じようなことが起きていることもあるのです。日々の日常の生活の中で、些細な嫌なことで心のエネルギーを使ったり、職場や家庭の人間関係で心のエネルギーを使ったり、実は様々な場所でこの心の金属疲労が起きています。

 

この心の金属疲労が蓄積すると、本当の金属が折れてしまうように、ある日突然、気持ちがプツンと切れてしまったり、家に引き思ってしまったり、何も出来ない状態になってしまうこともあります。もしかするとなにか心の病になってしまうかもしれません。

 

このような心の金属疲労が起きないようにするためには、常日頃からの心のケアが大切です。少し疲れて来たと感じたら、長めのお風呂に入ってリラックスしたり、早めに寝てみたり、美味しい食事を取ってみたり、好きな趣味の時間を過ごさてみたりなど、心のエネルギーが回復する行動を取ってみることが大切です。

 

なるべくなら小まめにこのような心のエネルギーを回復出来る活動を取ると、ポッキリいってしまうような心の金属疲労を防ぐことができます。そこで、次から心の金属疲労を起こさないようにするために、心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者がおすすめする方法を皆さんにご紹介していきたいとおもいます。

 

心の金属疲労を起こさない方法

 

心の金属疲労を起こしそうな状態は、脳内の心の安定に関係するセロトニンや幸せホルモンと言われているオキシトシンが減っている状態と言い換えることができます。心の金属疲労を起こさないためには、脳内のセロトニンやオキシトシンを増やすことが必要です。そんな脳内のセロトニンやオキシトシンを増やせる方法を4つご紹介したいと思います。

 

①日の光を浴びる

 

 

脳は日光を感じるとセロトニンをたくさん放出します。特に朝日を浴びることが効果的と言われています。朝日を浴びると体内時計もリセットされて整えられた上に、セロトニンで心を安定させてくれます。

 

一日に一度、朝の時間に空を見上げて空からのエネルギーを体にいっぱい取り入れてみることによって、心の元気を取り戻すことができるかもしれません。

 

②ボディタッチをする

 

 

人間はこの世に生を受けてからずっと、母親や父親にハグされて育って来ました。そのため、大人であっても無意識化にこのハグ=ボディータッチを求めています。また、大切な相手からのハグ、ボディータッチはオキシトシンが分泌されて、それだけで幸福に感じると言われています。

 

そんな、ボディータッチしてくれる相手がいないという人も、自分で自分自身を抱きしめるだけで効果があると言われています。また、ぬいぐるみを抱きしめたり、ペットを抱きしめることも効果があると言われています。ボディータッチは人間にとって心の取り戻す行為と言えます。

 

③リズムのある運動を繰り返し行う

 

 

具体的にいうと、ジョギングであったり、ウォーキングであったり、ヨガであったり、簡単な行動としては、噛むことも含まれます。なぜ、リズムのある運動を繰り返し行うと良いかというと、体にいいことはもちろんなのです。

 

加えて、リズミカルな運動は、頭に浮かぶ、嫌なことを、不安なこと、後悔などのマイナスな気持ちを考えにくい状況にしてくれるのです。また、このような行為は幸せホルモンのエンドルフィンの分泌を促すともいわれています。

 

また、心身一如と言って、体と心はつながっていると言われています。そのため、体に良い適度な運動は、メンタルヘルスの向上につながるのです。

 

④他人のために何かをする

 

 

自分の心が元気がないの心の金属疲労を起こしそうな時は、他人のために何かできるかと思われるかもしれませんが、心にエネルギーがない人こそ、誰かに譲ってみるのです。

 

皆さんも経験がある方は、思い出してみて下さい。バスや電車でご老人や体の不自由な方に席を譲ったことはありませんか。その譲った後の気持ちはどうだったでしょうか。「まだ若い。」と怒られた場合は除いて、多くの場合は感謝をされていい気分になったのではないでしょうか。

 

このように誰かに何かをしてあげるということには、何かをしたその人をも元気にする効果があるのです。心の金属疲労を起こしそうな心の元気のない時こそ誰かに何かをしてあげたらどうでしょうか。

 

心の金属疲労を起こさないためのまとめ

 

今回は、さいたま市東浦和でほんだカウンセリングオフィスを営む、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、心の金属疲労についてお話した上で、そんな心の金属疲労を起こさないための方法をご紹介しました。

 

今回ご紹介したもの以外にも、何か辛い状況にあって、心のエネルギーが低下しているときは、誰かに話を聞いてもらうのも有効な方法です。最近、なかなか疲れが取れない、ストレスが満載だと感じている方は、心の金属疲労によるリミットが迫っているかもしれませんので、なるべく早めに心をケアを実践出来るといいでしょう。

 

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。また、当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方は、お申込みページまでお進みください。

 

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