コロナウイルス関連の不安は感じて当たり前
皆さん、こんにちは。
水曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
このGW中も引き続きコロナ関連のニュースが絶えませんでしたね。
本来であれば、明日から緊急事態宣言の期間が停止の予定でしたが、案の定、期間延長という運びになりましたね。
いつ終息するかわからないコロナウイルス、先を想像すれば不安になるのは当然のことです。
例えば、仕事の収益が減ってしまうかもしれない、自分や家族がコロナウイルスにかかってしまうかもしれない、株価がどうなるかわかない、遅れた学校の勉強がどうなるんだろう。
このようないろいろな不安が大なり小なり感じるのは当たり前のことです。
先のことを想像できる人間であれば、不安になって当然のことなのです。
アドラー心理学のアドラーは、劣等感は個人を成長させる刺激と考えるのと同じように、不安も個人を成長させるものであると述べています。
不安は人間らしい心の動き
アドラーは、不安とは対処の準備が十分でない場合に生じる感情であると述べています。
不安を感じるというのは、人間らしい当然の心の動きであるとされています。
アドラーは、人が不安に感じた時、不安を減らすことを目標に努力すればよいと考えました。
また、漠然とした不安は、過去の記憶による影響が大きいと言われています。
例えば、過去に肺炎にかかった記憶があったり、リーマンショックで大損したことであったり、何かで仕事なくなってしまったりという、過去の大失敗したことなどが記憶によぎり不安を覚えるのです。
そのため、これからのこと、今自分にできることを考えれば、過去を原因とした不安とは決別できるとされています。
今を考えて、不安を減らす方法
では、どうすれば今できることを考えて、不安を減らすことができるのでしょうか。
簡単な方法として2つご紹介しておきたいと思います。
①呼吸法をする
今に意識を向ける方法として、簡単なものとしては、呼吸法をするのです。
3秒で「吸って」、2秒で「止めて」、10秒で「吐く」というのを繰り返します。
このように呼吸法をすると、今に意識が行き、過去や未来のことを考えられなくなると言われています。
ちょっと先が不安になってしまったときは、この呼吸法を実施することをお勧めします。
②簡単な作業をする
簡単な家事や手芸、日曜大工、単純な作業など、家で今できる頭を使いすぎない簡単な行動を取る。
人は何もやっていないと不安など様々な感情を覚えてしまったりします。
今のコロナウイルスの状況で家で出来る何か簡単な作業をするのです。
呼吸法をしてから、単純な作業をすると不安な気持ちがおさまって行くでしょう。
不安を落ち着ける方法のまとめ
今の状況で、不安というのは、どうしてもつきまとってしまいます。
しかし、今回紹介させてもらった簡単な方法でそんな不安を鎮めることができます。
一番大切なのは、不安な今、何をできるかということを考えて行動することです。
不安なそんな時は、今家で出来る不安を減らすことをできると良いでしょう。
不安を長く溜めすぎると、イライラとなって誰かにぶつけてしまったり、心の元気がなくなってしまったりします。
そのため、簡単なちょっとした方法であっても、不安は溜めすぎないようにできると良いでしょう。