幸福感を高める方法
皆さん、こんにちは。
土曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
いろいろな娯楽施設が休止していて、家で過ごしている方も多いかもしれません。
家の中にいると、どうしても気が滅入り、ネガティブになっている方も居るかもしれません。
今回は、そんな人たちに読んで欲しい、幸福感を高める方法をご紹介したいと思います。
人間の幸福感について、さまざまな心理学者が興味深い研究をしています。
今回は、そんな幸福感を高められるかもしれない方法を4つ皆さんにご紹介したいと思います。
お金にとらわれない
一般にお金があれば幸せに感じられると考える人は多いかもしれません。
しかし、人間は富を手に入れると、その状態にすぐに慣れてしまうと言われています。
心理学者のマイヤーズは、お金持ちのうち、37パーセントは一般人よりも幸福感が低いことをつきとめました。
非常に貧しい人の場合は、お金によって幸福感は増しますが、ある程度お金がある人にとっては、お金と幸福感の関係は薄くなっていくのです。
人のためにお金を使う
心理学者のダンらは、収入の多くを自分のために使うよりも、自分以外の人のために使う方が、幸福感が大きいとつきとめました。
そして、これはお金に限った話ではなく、リュボミルスキーによると、人に親切な行為をすることで、幸福感を増すと言っています。
つまり、幸福感を感じたければ、誰かに何かを施すと良いということです。
高望みをしすぎない
アメリカの心理学者のディーナーらは、人の幸福感を以下のようにあらわしました。
幸福感 = 持っているもの ÷ 望んでいるもの
つまり、幸福感は自分が持っているものだけで決まるのではなく、望んでいるものの大きさが重要だというのです。
今の状態を幸せではないと感じているとしたら、もしかすると、望んでいるものが大きすぎるのかもしれませんし、小さな幸せなどに目を向けることが大切かもしれませんね。
マイナスのこと以上にプラスの行為をする
アメリカの心理学者ハワードとドースらは、多くの夫婦を対象にした調査の結果、以下のような公式を導き出しました。
結婚の幸福感 = 性行為の回数 - 口論の回数
つまり、性行為をプラスの行為、口論をマイナスの行為の代表として、人はプラスとマイナスでやり取りしており、プラスの方が多いと幸福に感じるという理論なのです。
幸福感を高めるためのまとめ
これら4つのことをまとめると、あまりお金に執着せずに、お金を誰かのために使い、高望みをせずに、プラス要素をマイナス要素よりも多くするということです。
これら4つのことで、幸福感を高めて生活をすることができるかもしれません。
よかったらコロナウィルスの蔓延で、自粛ムードで気持ちがネガティブになっている人や、不幸だと感じている人は、よかったらこれらの方法で幸せを感じてみてはいかがでしょうか。