コロナ禍でもパチンコに行くのはギャンブル依存なのか!?
皆さん、こんにちは。
金曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
首都圏では、コロナの蔓延を食い止めるためにパチンコの営業の中止が求められても、営業が続いていたり、営業をしているところに人が集まっている現象が続いていますね。
このようにわざわざ今の自粛を求められているときにパチンコに行くのはもはや依存症だという声もよく聞きます。
また、一部ではそんなパチンコ店は必要だという声も聴きます。
そこで、今回はパチンコに限らず依存症についての説明と、ギャンブル依存症かどうかわかる質問から、その解決の仕方についてまとめてみました。
それでは、パチンコに限らず依存症とはどんなものなのでしょうか。
そもそも依存症とはどんな病気か!?
依存症とは、過剰に何かをしたいと欲してしまい、それがないと不快な気持ちになる心の病のことです。
ストレスから逃れたり、心の空白を埋めたるするために何かを依存し、やめられなくなっている状態のことです。
ギャンブルやお酒、薬物、買い物、ゲーム、インターネットなど、依存しやすいものは様々あると言われています。
依存に深くかかわっているのが神経伝達物質で、快楽や快感に関わるドーパミンです。
脳が興奮するとドーパミンが分泌されて、快感を関して、またドーパミンを出したいとその行動をしたいとなるのです。
パチンコもやったことがある方はわかると思いますが、勝つとドーパミンが分泌されます。
そして、もう一度以前のように勝って高揚したいとどんどん掛け金が多くなって、やめられなくなっていくのがパチンコ依存にあたります。
これは、誰にでも起こる脳の状態とも言えますが、どこまで行くとパチンコ依存になるのでしょうか。
ギャンブル依存のチェックテスト
以下にギャンブル依存かが分かるテストを用意しました。DSMと呼ばれるアメリカ精神医学会の精神疾患の診断基準を元に作成したテストになります。
以下の9個の質問に〇か×かで答えてみて下さい。
①始めに思っていた掛け金よりどんどん増やしたことがある。
②ギャンブルを中断したり、中止すると落ち着かなくなったり、苛立つ。
③ギャンブルを減らす、制限する、中止する努力が繰り返し成功しなかったことがある。
④過去の勝った栄光が頭によぎって、しばしばギャンブルに心が奪われる。
⑤気分が落ち込んだときにギャンブルをすることが多い。
⑥ギャンブルでお金を擦った後、別の日にそのお金を取り返しに行くことが多い。
⑦ギャンブルへののめり込みを隠すために嘘を付く。
⑧ギャンブルのために重要な人間関係や仕事、家計を危険にさらし、または失ったことがある。
⑨ギャンブルを借金をしてまでやることがある。
以上の質問で、4つ以上〇が付く人はギャンブル依存症の可能性が高い状態と言えます。
もしも多くの〇が付いて、生活にも大きな影響が出ているとしたら、専門家への相談から治療が必要かもしれません。
4つ未満の人はギャンブル依存症とまではいっていない状態かもしれません。
ギャンブル依存症についてのまとめ
上記のテストでギャンブル依存症ではないとなった人でも、いつそのようになるかはわかりません。
上記のテストの質問項目にありましたが、コロナ禍で行かない方がいいのに、パチンコは止められない人はギャンブル依存症の可能性は高いかもしれません。
しかし、依存症まで行かない、何かに夢中になるという行動は実はストレスを和らげ、辛いことに立ち向かうエネルギーになるという側面もあります。
また、日々の日常に変化がない人はギャンブル依存症の危険が高いとの研究結果があったりします。
つまり、もしかするとコロナ͡禍でのパチンコ店に行くというのはある面では、必然かもしれません。
治療方法として言われているのは、日常に変化を付けて、ギャンブル以外の楽しいことをすると言われています。
もしも、パチンコ店に並ぶ人を減らすには、やめろと叫ぶのではなく、何か別の楽しいことを紹介できるといいのかもしれません。