疲労回復や免疫を上げる究極の睡眠法
皆さん、こんにちは。
月曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか。
非常事態宣言が出されて、在宅勤務や休校で長く家で過ごしている方も多いかもしれません。
中にはやむを得ずに外出しなくてはいけない方も居るかもしれませんね。
今回は、コロナウイルスへの免疫を上げるため、また、コロナウイルスからのストレスや疲労などを回復するための究極の睡眠方法についてご紹介したいと思います。
スタンフォード大学大学では、疲労の回復という観点から睡眠の重要性に関して、研究を長年行って来ました。
その中から、今のコロナウイルスが蔓延する状態に皆さんに使える睡眠の知識をまとめておきたいと思います。
睡眠時間が風邪やウイルスへの抵抗を左右する
睡眠時間と風邪やウイルスへの抵抗に関して、このような研究があります。
カーネギー・メロン大学とピッツバーグ大学のメディカルセンターの共同研究によるものです。
風邪やウイルスの菌にさらされた際に、7時間以上の睡眠の人が風邪を引く割合は17.2%でした。
しかし、風邪やウイルスの菌にさらされた際に、5時間以下の睡眠の人が風邪を引く割合は45.2%でした。
このように、睡眠時間というのが風邪やウイルスへの抵抗に大きく関係しているという研究があるのです。
つまり、今、コロナウイルスが蔓延している状況では、過度な早起きやショートスリープは避けた方がいいということです。
長く寝れば疲労は回復するのか!?
それでは、7時間以上寝れば、身体の免疫が高まり、疲れやストレスも癒すことができるのでしょうか。
睡眠と疲労回復に関してスタンフォード大学でアスリートを対象にした以下の研究があります。
628人を対象に睡眠時間と自身の感じる疲労度について調査を行いました。
すると、7時間以上寝ている39.1%の人のうち、51%もの人が慢性的な疲労を抱えているという結果だったということなのです。
つまり、7時間以上寝ている人でも疲労やストレスが取れ切れていない人が半分以上もいるという結果でだったのです。
確かに皆さんも、思い出して欲しいのは、長く寝たからと言って、からならずしもすべての疲労がきれいさっぱり取れるということはないですよね。
それよりも寝すぎて逆に疲れてしまったという方も居るかもしれません。
究極の睡眠法とは
では、7時間以上寝ることは大前提として、どうすれば、免疫も高まり、疲労もストレスもなくなる睡眠がとれるのでしょうか。
それには、主に3つのポイントがあると言われています。
①寝る前に呼吸法を実施する
寝る前に横になりながら、腹式呼吸などの呼吸法を行う子なうことで、体中や脳に酸素をいきわたらせて眠ります。
②就寝時間と起床時間をずらさない
体内時計がずれると睡眠の質も低下すると言われているため、いつも決まった時間に起き、寝ることを心がけます。
③ベットに入る90分前までに入浴する
睡眠には体の芯が冷えて、表面が温まるということが大切なので、入浴から時間を置くことで、身体を醒ます時間を設けるのです。
このような3つのポイントと、7時間以上という時間を大切にすることで、免疫を上げて、疲労やストレスを減らす睡眠を取ることができます。
コロナストレスに負けないための一つの方法として、こんな究極の睡眠法を取り入れてみてはどうでしょうか。