失恋や介護疲れなど人生の苦境に立たされた人にどのようなカウンセリングをするのか

失恋や介護疲れの人へのカウンセリング

皆さん、こんにちは。

皆さんは、何か人生の苦境や困難と感じる事態を経験したことはありますか?これは乗り越えられない、どうにも折れてしまいそうだというそんな事態です。もしかすると誰しも経験する事態で、場合によっては大きく心が折れてしまうかもしれないことです。

そのような事態が起きたときに、臨床心理士などのプロのカウンセラーがどのようなアドバイスをするのかというのを皆さんにご紹介していきたいと思います。皆さんが苦境に陥った時の解決のヒントになるかもしれないお話なので、良ければ最後までご覧ください。

人生の苦境に立たされた2人の相談事例

それでは、今回は人生の苦境に立たされた相談事として2つの話を皆さんにお話していきたいと思います。アドバイスが必ずしも当たっていないこともあるかもしれませんが、似たような状況にある人の参考になる視点だと思います。

恋人を取られてしまったAさん

(相談事)

同じ会社内に恋人がいましたが、同期の友人を除いては誰にも言わずに付き合っていました。しかし、ある日突然彼に他に好きな人ができたからと振られてしまいました。その相手が、同期で唯一付き合っているのを知っていた友人だったのです。友人は彼を必要に誘っていたのです。そして、職場では友人の彼を私が取ろうとしているという真実とは逆のうわさまでひろがってしまいました。同僚からも白い目で見られるようになり、精神的ダメージから体調も悪くなり、誰も信じられなくなってしまいました。

(アドバイス)

このような相談をもしもあなたが友達から受けたとしたら、どう返しますか?多くは2つのパターンがあると思います。一つは、「あなたの良さは、きっと誰かわかるよ」「いいときは来るからと頑張りましょう」と励ましたり、慰めたりする系のものです。もう一つは、「あの性悪女ひどいわね」「元カレもなんてひどいの」と恨みやつらみを膨らませて復讐の仕方をイメージする系のものです。

二つ目のように恨みつらみを膨らませるのが時にはよかったりします。そしてそれがそれが正解だったりします。自分で感情を押さえつけないことが大切で、今は非常事態なので、かっこつけている場合ではないんです。どなったり、泣いたり、やけ食いをしたり、お酒を飲んだり、大騒ぎすればいいのです。

このような非常事態で一番注意しなくてはいけないのは、心の2次災害を起こさないようにしなくてはいけません。心の2次災害とは、世間から褒められるような品行方正をもった悩み方をしてしまうと孤独感が高まり、時には死んでしまいたくなることです。こういう状態になって、心の2次災害を引き起こさないようにする必要があるのです。

あなた自身の悩みは時間や縁といった大きな力が癒してくれるので、その日が来るまでにあなたのできることは、自分の状態をこれ以上悪くしないでいることです。つらいときはつらい、悲しいときは悲しい、しんどいときはしんどいでいいのです。

義父の介護を一人で引き受けるBさん

(相談事)

2年前から義父が寝たきりになり、私は一生懸命に介護しているのですが、義母は何もしてくれていません。下の世話はもちろんのこと、体をふいたりするのも私の役目です。私も家事と子育てと、パートで手一杯なのに、夫のいない間に義母に介護がなっていないと指摘されることもたびたびです。夫に相談しても自分の母親なので強くは言ってくれずに、義父は最近どんどんわがままになっています。もうどうしていいかわからず疲れ果ててしまいました。

(アドバイス)

このような相談で来る方はよくいらっしゃいます。寝たきりなどの老人を介護していてる人の方がまいってしまうというパターンです。今は様々な公的なサービスを使えたり、補助を受けるというのも一つの手だと思いますが、それも嫌だと言われて大変になってしまう方もいたりします。

このような相談で、こういった問題でもパッと、スパッと解決できるときというのがあるんです。それも、うまく行くケースの一つの共通の出来事とというのがあるんです。それは、介護している人が病気で寝込んでしまうということです。このインパクトは相当に強くて、これをきっかけに家族がどうしたらいいのか真剣に考えるようになったり、家族がまとまったりとか、それぞれ責任を分担しようというようになったという良い変化を生んだりすることがあります。

病気というと、どうしても悪いものとか、ない方がいいものと考えてしまいがちですが、そのような病気が家族関係に影響を与えるという役に立つことがあったりします。実際に病気になるまで行かなくても、体調が悪いと言って少し寝込んでしまうというので変わることは大いにあります。

このように病気になったり、過労で倒れても、それが治ったら家族はそのままだったという場合もあります。そのようなときは、子供を連れて家を出ていってしまいましょう。家族が変わるには病気では足りずに、あなたが出ていくというくらいの大きなインパクトが必要だったということです。病気にせよ、家を出ていくにせ、変化をしたいと思ったら、動かなくてはいけないのはあなたということです。

失恋や介護疲れの人へのカウンセリングのまとめ

今回は、埼玉県さいたま市緑区の東浦和でほんだカウンセリングオフィスを営む、心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、恋人との別れ、家族の介護という相談されることの多い人生の苦境に、どのようなカウンセリングをするのかということを皆さんにご紹介させていただきました。

今回のお話は、あくまでもAさんとBさんの場合でのアドバイスですが、似たような状況にある方にも参考になる視点だったのではないでしょうか。参考になる部分から実際にやってみてもらえたらと思います。

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。今回のようなご相談に限らず、臨床心理士・公認心理師に相談をしてみたいという方は、是非当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご利用ください。

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