悔しさや後悔などの気持ちを抱える人へのアドバイス

 

皆さん、こんにちは。

 

皆さんは、何か悔しさや後悔の気持ちを抱えてしまったことはありますか?もっとこうやっておけばよかった、ああしておけば今のようにならなかったなどと思ったことはありませんか?

 

今回は、そんな悔しさや後悔を訴える人に埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者はどのような相談に乗り、どんなアドバイスをするのかというのを皆さんにお話したいと思います。

 

そもそも悔しさや後悔の気持ちとは!?

 

まず始めに悔しさや後悔の気持ちというのがどのようようなものであるのかというのを皆さんにお話したいと思います。悔しさや後悔は以下の2つの気持ちのサインと言われています。

 

①あったかもしれない可能性を失ったサイン

一つ目は、あったかもしれない可能性を失ってしまったサインとしての悔しさや後悔という気持ちがあると言われています。あったかもしれない機会や可能性の喪失ということもできるかもしれません。

 

例えば、情報不足で自分の好きなアーティストのライブのチケットが手に入らなかった。値上がりしそうと言われていた株を買わずに見ていたら値上がってしまった。ネットで注文したものが思っていたものと違っていた。

 

このようなときに生じるのがあったかもしれない可能性を失ったサインとしての悔しさや後悔です。もしかしたライブに行けていたかもしれないし、大儲けすることができたいたかもしれないし、良いものが注文できていたかもしれないということです。

 

②自分のプライドを傷つけられたサイン

二つ目は、自分の尊厳やほこり、プライドを傷つけられたサインとしての悔しさや後悔という気持ちがあったりします。自分の大切にしているものが侮辱されたり、自分の自身が非難されたりするときに感じることです。

 

例えば、職場や学校で自分以外の誰かが評価をうけた。いつも仲良しのグループだった中で自分だけが取り残された。通りがかりの知らない人に急に侮辱されることを言われた。

 

このようなときに生じるのが、自分の尊厳やほこり、プライドが傷つけられたというサインとしての悔しさです。自分以外が評価をされて悔しい、自分だけが取り残されて悔しい、急に侮辱されて悔しいなどと主に誰かとの比較によって生じることだったりします。

 

悔しさや後悔から抜け出す対処方法!?

 

悔しさや後悔というのがどのような気持ちのサインかがわかったところで、どうやってそのような気持ちから抜け出していけばいいのかという方法を見ていきたいと思います。

 

①自分で自分を慰める

自分で自分を慰めてみるということから始めてみるのがいいでしょう。具体的には自分で自分を慰める声がかをしてみるのです。例えば、「残念だったね」「よく頑張ったね」「こういう時もあるよ」など自分を慰めるような声掛けをしていきます

 

悔しさや後悔を感じたときは、自分を慰めることで進んでいけることも多かったりします。過去のことなので基本的にはどうすることもできないというのが実際のことです。そのため、自分の気持ちを自分で声がけすることによって慰めてみるをまずはやってみます。

 

②残念でしたパーティーを開いてみる

過去にとらわれている状態が悔しさや後悔の気持ちを抱えている状態だったりします。自分で声がけをして慰めてみたら、次は残念でしたパーティーを開いてみて、今のテンションを少しあげてみるというのがいいかもしれません。

 

友達と残念でしたパーティーを開いてみてもいいでしょうし、一人で残念でしたパーティーを開いてみてもいいでしょう。過去のことを明るくとらえられるようなパーティーにすることが大切です。お通夜のようなパーティーではなく、少しテンションが上がるような食事や飲み物を飲みながら行うといいかもしれません。

 

③自信の持てる活動をしてみる

先に紹介した悔しい気持ちのうちの二つ目は、自分のプライドが傷つけられて生じる気持ちというお話をさせてもらいました。そんな傷つけられたプライドを戻してあげるというのも悔しい気持ちから立ち直っていく上では大切だったりします。

 

そのために、自分の自信の持てる活動をしてみるというのも効果的です。例えば、料理が得意な人は料理をして誰かに食べてもらったり、絵が得意な人は絵を描いて誰かに見てもらったりなど、自分の自信のあることをしてみて、なるべくならそれを誰かに評価してもらえると良いでしょう。

 

④次は悔しく思わないように対策する

もう一度似たような場面に遭遇した時に、次は悔しく思わないように対策しておくというのもよい方法です。何か失敗をして悔しさを感じた人は、次同じような場面が起きたときはそのようにならないようにしてみたり、誰かに侮辱されて悔しさを感じた人は、侮辱されないように努力してみるのもいいかもしれません。

 

これは悔しさや後悔から少し立ち直った段階でできると良いことでしょう。また、悔しさや後悔をエネルギーとできる人とそうでない人がいます。エネルギーにできる人は是非ともそうしてもらって、それが難しい人は自分が自信の持てる③をの部分をできると良いでしょう。

 

悔しさや後悔などの気持ちの対処方法まとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、悔しさや後悔という気持ちがどのようなメカニズムで起こるのかというのをお話した上で、そんな悔しさや後悔を小さくするための方法を皆さんにご紹介させていただきました。

 

悔しさや後悔を抱え続けていても時間は進んでいってしまうものです。今できることをやってみることで、悔しさや後悔の気持ちを考えすぎないというがいいかもしれませんね。

 

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。また、当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方は、お申込みページまでお進みください。

 

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