心と身体を整えるマインドフルネス・イーティングとは
皆さん、こんにちは。
今日は、心と身体を整えるおすすめ方法としてマインドフルネスという瞑想方法の中から、マインドフルネス・イーティングという方法を皆さんにお話していきたいと思います。
段々寒くなってくると心と身体の健康を損ねることがあるものです。今年は、コロナ禍の影響で普段とは違う日常を過ごしており、心と身体の健康を損ねがちです。
そんな時に、心と身体を整える方法であるマインドフルネス・イーティングというものをご紹介したいと思います。
そもそもマインドフルネスとは!?
まずは簡単にマインドフルネスというものについて解説しておきたいと思います。
マインドフルネスとは、自らの体験(現在の環境や自分自身の反応)に、まさに今この瞬間、リアルタイムに気付きをむけて、評価や判断を加えずにそのまま、受けとめて、味わい、手放すという瞑想がモデルになった心理療法です。
大切な点としては、今この瞬間に意識を向けるという点と、判断や評価を加えないで手放すという点です。
こんなマインドフルネスを行うと、心身ともリフレッシュでき、幸福感を感じられたり、集中力がアップしたり、免疫がアップしたり、といった効果があると言われています。
今回注目していきたいのは、マインドフルネス瞑想の心身のリフレッシュと免疫力UPという部分に関してです。
心身のリフレッシュは、ごちゃごちゃしていた頭がすっきりすることによって無用なストレスから解放され、また、身体の力が心地よく抜けることによって起こるとされています。
また、免疫力UPということに関しては、免疫力の低下はストレスが大きく関わっていると言われています。マインドフルネス瞑想は、このストレスを軽減する効果から結果として、免疫力UPにつながっていくということです。
つまり、マインドフルネス瞑想によってコロナウイルスや夏の暑さに負けない心身を手に入れることができるかもしれないのです。
マインドフルネス・イーティングとは!?
今回は、ストレスも軽減でき、食べすぎも抑えられるかもしれない、マインドフル・イーティングという方法をご紹介したいと思います。
マインドフルネスという主に呼吸を重視した瞑想方法を食べ物を食べる際に用いるという方法で、食への新たな気づきや、ストレス低減、免疫力アップなどの効果が言われているものです。
私たちがものを食べる時に味わうという行為は、実は口の中に限ったものだけではありません。
目で料理を楽しみ、時には音を聞き、鼻でにおいをかいで、手で感触を味わうこともあるかもしれません。
このように食べるという行為は五感を使って味わう行為ということができるのです。
時にじっくり観察しながら食べてみると、普段食べているものの、見逃している側面に気が付くかもしれません。
このように五感を使って注意深く食事をとるというのが、マインドフル・イーティングと言います。
実際に行った人の多くが、いつもの半分くらいでお腹がいっぱいになるなどの感覚や気づきを得られるようです。
また、人によっては空腹時のイライラやストレスからお腹いっぱい食べるということを防ぐことができると言われています。
マインドフル・イーティング実践
それでは実際のマインドフル・イーティングの方法について見ていきましょう。
①目の前の料理をじっくり観察して、目で味わいます。
料理の色合いやツヤ、器とのコントラスト、湯気の立ち具合いまで細部まで観察します。
②箸やスプーンで取り上げて、匂いを感じてみます。
匂いの成分の中にどんなものがまざっているのか、持ち上げたときの重みや素材の感じも味わいます。
③いよいよ口に含んでいきます。
すぐには噛まずに、舌触りや口の中で広がる味、鼻に抜けるかすかな香りを楽しんでいきます。
④ゆっくりと噛み始めて、あふれる味わいを感じていきます。
その際の触感や噛んでいく度の変化、音などにも集中して楽しみます。
⑤匂いや音、味の変化を感じながら、噛み進めます。
噛み進めながら喉を通過する感覚と共に一口を終えます。
このような流れで、丁寧に五感を使って食べ物を味わっていくというのがマインドフルネス・イーティングという方法です。
マインドフルネス・イーティングのまとめ
始めは上記のように実践すると言われると少し面倒な気がするかもしれません。
しかし、実際にやってみると穏やかな時間を過ごすことができることに驚くかもしれません。
ポイントしては、孤独のグルメの松重さんように一人で様々な面から料理を捉えて、心の中でつぶやくことです。
周りに誰かいるとなかなか上記のようにゆっくりと味わうことは難しいかもしれません。しかし、周りに誰かいても一人の世界に浸ることでできる部分もあるかもしれません。
皆さんも少し時間があるとき、マインドフル・イーティングによって、食事量を整え、心の調子と身体の調子の両方を整えてみてはどうでしょうか。
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