幸福感を高められるかもしれない4つの方法!?

 

皆さん、こんにちは。

 

突然ですが、皆さんは今幸福感を感じているでしょうか?「幸せです。」「まあまあ幸せです」「全然幸せじゃないです」「幸せってなんですか?」など思うことは様々あるかもしれません。

 

今年はコロナウイルスの影響もあり普段とは違う一年になってしまい、それによって大きく幸せが崩れてしまったという方や、はたまた実は在宅ワークが増えて実は前よりも幸せなんですよねという声を聞いたりもします。

 

また、幸せの形も人それぞれです。お金もなくてすごく貧しい質素な生活をしているように見えても、実はすごく幸せを感じている人も居れば、大金持ちであっても全く幸せを感じていないという人も居たりします。

 

同じような状況でも一方の人は幸せに感じているが、もう一方の人は幸せに感じていないなんえことも起きてくるのも幸せです。

 

今回は、そんな幸せの正体に少し触れてから、幸福感を高められるかもしれない方法を皆さんにご紹介したいと思います。

 

幸せとは何か!?

 

皆さんにとって幸せとはどんな状態でしょうか?おいしいものが食べられるのが幸せ?暖かい布団に眠るのが幸せ?それとも大好きな人や家族一緒に居るのが幸せ?実に様々な幸せの形があります。

心理学において、幸せな状態のことをwell-beling(ウェルビーイング)と呼ぶことがあります。ウェルビーイングとは、持続的に良い状態になることを意味して、主にポジティブ心理学という領域で使われたりします。このウェルビーイングの状態になるには、以下の5つの柱が重要とされています。

 

①ポジティブ感情

 

「喜び」「安らぎ」「感謝」「愛」「希望」「愉快」などのようにポジティブな感情を伴っていることが幸せの要素の一つであると言われています。

 

②没頭する

 

好きなことに没頭するような体験をすることが幸せの要素の一つであると言われています。

 

③人間関係

 

家族など親密な人間関係があることも幸せの要素の一つであると言われています。

 

④意味を見出す

 

自分の人生が意味のあるものであると、自分の人生の意義を見出すことも幸せの要素の一つであると言われています。

 

⑤習得していく

 

何かをマスターしていったり、習得していくことも幸せの要素の一つであると言われています。

 

これら5つの要素が幸せを感じるためには必要なことであると言われており、これら5つを上手にできていると、その人は幸福感を感じていると言われています。

 

皆さんは自分に置き換えてみてどうでしょうか?5つの要素を自分の生活で含んでいるでしょうか?それとも含んでいないでしょうか?

 

このような5つの要素を充実させていくだけで、人は幸せに感じることができるのです。しかし、具体的にどのようにすればいいのかというと、以下の4つの方法を今回は皆さんにご紹介したいと思います。

 

幸福感を高めるかもしれない4つの方法!?

 

お金にとらわれない

 

一般にお金があれば幸せに感じられると考える人は多いかもしれません。

 

しかし、人間は富を手に入れると、その状態にすぐに慣れてしまうと言われています。

 

心理学者のマイヤーズは、お金持ちのうち、37パーセントは一般人よりも幸福感が低いことをつきとめました。

非常に貧しい人の場合は、お金によって幸福感は増しますが、る程度お金がある人にとっては、お金と幸福感の関係は薄くなっていくのです。

 

人のためにお金を使う

 

心理学者のダンらは、収入の多くを自分のために使うよりも、自分以外の人のために使う方が、幸福感が大きいとつきとめました。

 

そして、これはお金に限った話ではなく、リュボミルスキーによると、人に親切な行為をすることで、幸福感を増すと言っています。

つまり、幸福感を感じたければ、誰かに何かを施すと良いということです。

 

高望みをしすぎない

 

アメリカの心理学者のディーナーらは、人の幸福感を以下のようにあらわしました。

 

幸福感 = 持っているもの ÷ 望んでいるもの

 

つまり、幸福感は自分が持っているものだけで決まるのではなく、望んでいるものの大きさが重要だというのです。

 

今の状態を幸せではないと感じているとしたら、もしかすると、望んでいるものが大きすぎるのかもしれませんし、小さな幸せなどに目を向けることが大切かもしれませんね。

 

マイナスのこと以上にプラスの行為をする

 

アメリカの心理学者ハワードとドースらは、多くの夫婦を対象にした調査の結果、以下のような公式を導き出しました。

 

結婚の幸福感 = 性行為の回数 - 口論の回数

つまり、性行為をプラスの行為、口論をマイナスの行為の代表として、人はプラスとマイナスでやり取りしており、プラスの方が多いと幸福に感じるという理論なのです。

 

幸福感を高めるためのまとめ

 

今回は、心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、幸せの要素について解説をしてから、幸せになるための方法として4つのの方法をご紹介させて頂きました。

 

これら4つのことをまとめると、あまりお金に執着せずに、お金を誰かのために使い、高望みをせずに、プラス要素をマイナス要素よりも多くするということです。これら4つのことで、幸福感を高めて生活をすることができるかもしれませんので、よければ参考にしてみて下さい。

 

今回ご紹介したような方法を使ってもなんだか幸せを感じられないという方や、別の幸せを感じる方法を知りたいという方は、是非当相談室のオンラインカウンセリングをご利用下さい。

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