100日後に死ぬワニから学ぶ死の受容プロセス

100日後に死ぬワニ

皆さんこんにちは。

3連休の最終日をいかがお過ごしでしょうか。

明日からまた1週間が始まってしまうと憂うつな方も多いかもしれません。

気持ちが憂うつだったり、ネガティブな時は楽しいこと、好きなことで時間を使うとよいとされています。

皆さんの好きなことはどんなことでしょうか。

好きなYoutubeを見ること、好きな漫画を読むこと、ゲームをすることなどいろいろあるでしょう。

皆さん、最近話題になっていた、100日後に死ぬワニという漫画はご存知でしょうか。

きくちゆうきさんによって、Twitter上で毎日更新していた4コマ漫画です。

1日ずつ日が進んでいき、100日目にはワニ君がどのようになってしまうのか、Twitter上で話題になっていた作品です。

3月20日に100日目を迎え、ワニ君は不慮の事故で死んでしまい、数年後もねずみ君がワニ君に当てて、桜のLINEを送り続けるという終わり方でした。

気になる方は、書籍化もされるようですので、是非1日目から読んでみて下さい。

死というものへの向き合い方のようなものをコミカルにしかし、的確に描いている作品です。

心理学でも死の需要の仕方というものに関して研究が長年されていました。

死の受容のプロセス

心理学において最も有名な死の需要のプロセス研究を行ったものとして、キューブラー・ロスという人の、死の受容のプロセスというものがあります。

この写真の女性がキューブラー・ロスその人です。

彼女は、死の間際にある患者へのインタビューやかかわりを通して、人はどのように死を受け入れていくのかということを研究しました。

研究の結果以下の5つのプロセスで人は死を受け入れていくということでした。

①否認・隔離

自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階のことです。

②怒り

なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階です。

③取引

なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階で、何かにすがろうという心理状態のことです。

④抑うつ

気持ち的に沈んでいて、なにもできなくなる段階のことです。

⑤受容

最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階のことです。

このようなプロセスが死を受け入れる側の取るものと言われています。

死を看取る側のプロセス

当然、そんな死を看取る、家族や友人側の看取る側の心理というのもあります。

 急性期(数週間から数ヵ月)

死の事実を受け入れられない時期、ショックの否認となる時期のことです。

②慢性期(数ヵ月後)

数か月経つと死を受け入れて、生活再建が行われるが、同時に、体調不良や感情の起伏が激しい状態となる時期のことです。

③複雑な悲嘆反応

通常、数カ月経つと徐々に、体調や心の調子と共に戻っていく場合が、多くあります。

しかし、ワニくんのように交通事故で亡くなった場合など、通常の悲嘆反応(悲しみ・不安・絶望など)より症状が複雑になったり、長期化することが見られます。

看取りプロセスから考える100日後に死ぬワニ

もしかすると、このワニくんの作者もこのような悲嘆反応があり、それを乗り越えて、今、このような形で作品にしてくれているのかもしれません。

悲嘆反応の乗り越え方として、この作者のように作品という形で世に表すというのは良い方法です。

本人への弔いにもなりますし、また、事実を捉えなおして、少し出来事と距離を取ることができるのです。

皆さんも、忘れられないくらいつらい出来事がある時、マンガに限らず何か外に表現してみてはいかがでしょうか。

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