働く人に知って欲しいメンタルヘルスのこと

 

皆さん、こんにちは。

 

本日は、働いている人に知って欲しいメンタルヘルスについてお話です。うつ病や適応障害などビジネスパーソンを悩ませる心の病は数多くあります。

 

なかなか、仕事に力が入らないという人や、仕事に行くのが不安でたまらないというのは、もしかするとメンタルヘルスの不調の兆候かもしれまん。

 

そんな働くあなたを取り巻く心の病とそんな心の病にならないための方法について、埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が解説いたします。

 

働く人達を取り巻くメンタルヘルス

 

 

先生、今回は働く人がなってしまうかもしれない心の病について教えて下さい。どんなことがあると私たちのメンタルヘルスが不調になるのでしょうか?

 
 

働く人がメンタルヘルスの不調を訴える時、主に環境要因、人間関係、本人の気質の3つがあると言われています。これら3つがそろうとメンタルヘルスの不調が出てくるかもしれません。まずは、メンタルヘルスが不調になってしまうかもしれない3つの要因についてお話します。

 

 

まず始めに働くあなたがなぜ心の病になってしまうのかということについてお話したいと思います。働く人々が心の病になってしまう要因としては、主に環境要因、人間関係、本人の気質の3つがあげれます。

 

①環境的要因

働く人々の職場環境は日々変化していっています。成果主義による評価や、年功序列の廃止、派遣社員など雇用形態の変化、テレワークの導入など、様々な職場環境の変化が起こっています。さらに、会社自体がブラック企業で過度に働かせられるというのもあるでしょう。このような職場環境というのは、心の病を引き起こす要因になることがあります。

 

②人間関係

さらに職場と家庭などでの人間関係も要因としては高くなります。職場の人間関係がギクシャクしているものだったり、パワハラやセクハラがまかり通るような場合もあるでしょう。家庭の人間関係も家族とギクシャクした状態だったり、友達もあまりおらず一人で孤立しているというのも心配な状態です。このような人間関係の希薄さというのも、心の病を引き起こす要因になることがあります。

 

③本人の気質

当然ですが、同じような環境や人間関係であっても心の病になる人とそうでない人がいます。それには、やはり本人の性格や気質というものが関係してくるでしょう。「〜しないといけない」「〜するべきだ」という考えは自分を苦しめることになることがあります。このような本人の性格や気質というのも、心の病を引き起こす要因になることがあります。

 

これら全てが当てはまって心の病になることもありますし、時には何か一つの要因でなるこもありますし、ここに乗せた3つの要因以外でも心の病になってしまうこともあります。

 

うつ病や適応障害など働く人に見られるメンタルヘルスの不調

 

そういう要因があると心の病になってしまう危険が高まるというのはわかりました。具体的にはどんな症状の心の病になることが多いのでしょうか?

 
 

働く方がなる可能性の高いものとして有名なものとしてうつ病や適応障害などというものがあります。それ以外にも、働く方がなってしまうかもしれない心の病についてご紹介いたします。

 

 

それでは働くあなたがなりやすい心の病について簡単に見ていきたいと思います。あくまでも簡単にご紹介していきますので、もしも自分は当てはまるかもしれないというかは、詳しく調べてみて下さい。

 

①うつ病

うつ病とは、心の風邪と呼ばれるもので、強い抑うつ状態と睡眠や食事がうまくできなくなってしまったり、今まで楽しいと思えていたことを楽しめなくなってしまうという特徴があります。何か強いストレスを感じて、そのストレスが取り除かれても続く抑うつはうつ病かもしれません。

 

②双極性障害

憂うつで何事も手につかない気持ちになるうつ状態と、気分が高揚して買い物をしたり、寝ないでも過ごせる躁状態の二つの状態があるという特徴があります。激しい躁状態を見せる双極I型障害と、軽い躁状態を見せる双極II型障害があり、双極II型障害は、うつ病と誤診される場合も多くあります。

 

③適応障害

ある特定の状況や出来事がその人にとっては辛く、強いストレスから抑うつ状態やイライラ感を抱えている状態です。うつ病とは異なり、ストレス源が何かということが特定されており、そのストレス源を取り除くことで、症状は良くなります。部署の移動などの環境変化によって起こるのが適応障害です。

 

④社会不安障害

プレゼンや商談、スピーチなど自分が注目を浴びる事態に強い不安を抱えて、実際にその場面では激しい苦痛を感じて、息苦しさや動悸がするというものです。次第に日常生活でもそのような注目される場面を避けていくようになり、不都合が生じてくるというものが社会不安障害です。

 

⑤パニック障害

突然の動悸やめまい、呼吸困難と言ったパニック発作と、またそんなパニックが起きるかもという予期不安を主症状とするのがパニック障害です。度重なるストレスや睡眠不足によってある朝、仕事に行こうと電車の中で急にドキドキして来てめまいが起きるというのがパニック障害です。

 

⑥強迫性障害

無視しようとして頭から離れない考えである強迫観念と過剰になりすぎてしまう行動である強迫行為により起こるものです。例えば、何かに触れるたびにばい菌が付いたと考えて、必要以上に手を洗い過ぎてしまう、ガスの元栓や家の戸締りが気になり確認し過ぎてしまうなどがこの強迫性障害です。

 

⑦睡眠障害

不眠や過眠、中途覚醒、昼間眠いなど睡眠に関するトラブルを抱えていることです。生活習慣のズレや環境変化によるものや、ストレス過多による心理的なものや、何かの病気によってなど身体的なものなど、様々な要因によって起こるのが睡眠障害です。

 

メンタルヘルスの不調を予防するための方法

 

働く人がなる可能性のあるものはいろいろあるのがわかりました。そんな今教えてもらった心の病にならないためにどんなことをすることが大切でしょうか?

 
 

少しでもメンタルヘルスの不調を感じたら、一番は是非休んでください。おいしいものを食べて、ゆっくりと眠ることが大切です。また、話をするのも大切なので、誰かに相談してみるというのもいいかもしれません。具体的な方法についてご紹介していきたいと思います。

 

 

先の紹介した心の病にならない、予防ができることに越したことはありません。そんな予防の方法を皆さんにご紹介したいと思います。少しでもメンタルヘルスの不調を感じたら是非ともこれから紹介する方法を実践してみて下さい。

 

①身体を十分に休める

心に元気がない状態が長く続いている人は、まずは身体を十分に休めることが大切です。十分に睡眠を取り、お風呂にゆっくりと使うなど身体を休められると良いでしょう。

 

必要に応じて、例えばお休みを取って体を休めると良いでしょう。または、休みの日に一日ゆっくりと横になるというのでも良いでしょう。

 

②おいしいものを食べる

次に食事を取ることも大切です。特に大切なのが、おいしいものを食べるということです。栄養のあるものを取るのも大切ですが、自分の食べたいものを食べるのも良いでしょう。

 

もしもダイエットしている人が居たら、少しダイエットは中断しておいしいものを食べて、身体と心のエネルギーの回復を目指せると良いでしょう。

 

③誰かに気持ちを話してみる

信頼できる誰かに今の気持ちを話してみるというのが大切でしょう。何か辛い気持ちがあるのであれば、自分の中にずっと抱え込まずに出してみると良いでしょう。

 

その際に大切なのが、自分の信頼できる人に話すということです。そして、いっぱい話しすぎて辛くなることもあるので、話したくないものは話さないということも大切です。

 

④好きなことに没頭してみる

自分の普段やっている好きなことに没頭してみるというのも良いでしょう。楽しいことをやるのは心のエネルギーを回復していきます。

 

しかし、あまり気分が向かない時は無理にするのは良くないので、好きなことのうち今の状態からできることを選択してやってみるのが良いでしょう。

 

これらの方法でもなかなか心の元気が出ないという時は、やはり必要に応じて専門家に相談してみるのをお勧めしています。

 

働く人に見られるメンタルヘルスの不調のまとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、働く人に見られる主な心の病になってしまう要因、その種類、予防法についてご紹介させていただきました。

 

働き過ぎは身体を壊すだけではなく、心も壊してしまう可能性があることを改めて確認してもらえたらと思います。もしも、今回ご紹介した心の病に当てはまるなと感じる方はなるべく早めに専門家に相談することをオススメします。

 

今回のまとめに関する感想や質問はコメント欄までお願いします。また、メンタルヘルスの不調を感じていて、専門家にお話したい方は、是非、当カウンセリングオフィスのカウンセリングのお申込みページにお進み下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です