臨床心理士が子育てで親御さんがみんな抱える悩みに解決の第二弾

臨床心理士が子育てでみんなが抱える悩みに解決の第二弾

皆さんこんにちは。

今回は、保護者さんから寄せられることの多いお子さんに対するご相談に埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師が、前回に引き続きお応えしていきたいと思います。

お子さんを育てている方であれば誰しも、お子さんに関する悩みやお子さんに対してどのように対応してあげたら良いのだろうかということは起きてくることです。

そのような皆さんから寄せられることの多い悩みから、気持ちの切り替えが難しい、癇癪を起こしてしまう、落ち着きがないという3つの質問に前回はお応えしました。気になる方は以下より以前の記事をご覧ください。

心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、親御さんから寄せられることの多い子どもに関する悩みとして、気持ちの切り替えが難しい、癇癪を起こしてしまう、落ち着きがないという3つの悩みに心理学・行動科学の観点からアドバイスしています。

今回も、前回に引き続き、保護者の皆さんから寄せられることの多い悩みから、友達とのトラブルが多い、手先や身体の使い方がうまくない、一人遊び中心で人と関わりを持とうとしない、と言ったご相談に、お応えしたいと思います。

子育てで寄せられる悩みを解決!?

それでは、早速当カウンセリングオフィスでも寄せられることの多い子育ての悩みについて、それぞれお応えしていきたいと思います。

①友達とのトラブルが多い

保育園や幼稚園、小学校などで友達に手が出てしまったり、友達のおもちゃを横取りしてしまったり、割り込みをしてしまうなど友達とのトラブルが多い子への対処方法です。

有効な対処方法としては、トラブルにならないようにするにはどうすればよかったのかを一緒に考えて、言葉で表現する練習をしたり力をコントロールする方法を身に付けていくというものです。

友達とのトラブルが起こってしまった時に、そのことを怒ったり叱ったりして謝らせておしまいという場合に多いかもしれません。

しかし、それではまた同じようなことが起こってしまうことがあります。何か友達とのトラブルが起こった時には、十分にどうしてそのようにしてしまったのか聞くことが大切です。

本人なりの気持ちを確認しないで形だけ謝らせても無駄に終わってしまう場合が多くおります。理由を聞いてみると、「~したかった」「~だと思ってやった」「~が嫌だった」などその子供なりのストーリーが見えてくることも多くあります。

そのように本人なりのストーリーが分かったら、そういう時はこういえばよかったねと具体的にどうすればよかったのか、どのように言えばよかったのかということを確認していきます。

このように何かトラブルがあった時には、そのトラブルを利用して、次に同じようなことがあったらどうすればよいのかということを確認していくことが大切になっていきます。

また、力のコントロールがうまくいかずにやりすぎてしまうような場合には、力のコントロールの練習ができると良いでしょう。

具体的には、場面ごとに、数字で1の力、5の力、10の力と言って練習したり、小さい力、中ぐらいの力、大きい力と言って練習をします。お友達と遊ぶときは中くらいの力、パパと遊ぶときは大きい力というように、場面ごとに力の調整の練習ができると良いでしょう。

このように、言葉で表現できるように促していき、力のコントロールの練習を行っていくことで、友達とのトラブルは少なくなるかもしれません。

②手先や身体の使い方がうまくない

鉛筆の筆記がうまくなかったり、はさみが上手に使えなかったり、つまむような動作が苦手など、微細な運動が苦手な子や、ジャンプが上手にできなったり、ボールを投げるのがぎこちなかったりなど、粗大な運動が苦手な子への対処方法です。

有効な対処方法としては、子供のペースに合わせた微細運動や粗大運動の発達を促すように、一つずつできることを積み上げていくというものです。

子供のそれぞれで苦手なところもあれば、得意なところがあるのは当然です。手先が器用な子供がいれば、不器用な子供がいる。運動が得意な子供がいれば、苦手な子供がいます。

もしもあなたのお子さんで、苦手なところがあるからどうにかさせたいと無理に背伸びをさせてやらせるというのが一番危険なことです。

例えば、まだ指先の細かい動きができないのに鉛筆を持たせて字を覚えさせたり、まだジャンプも十分にできないのにダンスや縄跳びをさせたりと言ったことです。

このような背伸びをさせて無理にやらせすぎてしまうと、子供はできないということで自信を失い、ますます苦手なことに取り組もうとしなくなるかもしれません。

そうならないためには、今のその子供に合ったレベルの微細や粗大な運動をして伸ばしていく事です。

先の例のように、指先の細かい動きができていないのであれば、鉛筆で字を覚えさせるのではなく、まずは粘土を指でこねて遊ぶというところから始めてもいいでしょうし、ジャンプが十分にできないというのであれば、縄跳びをさせるのではなく、トランポリンを遊びながら飛んで飛ぶ感覚をつかむというのでも良いでしょう。

手先や身体の動かし方がうまくないお子さんに対しては、本人が必要以上に苦手意識をもって自信を失わないように配慮をしながら、本人が楽しいなと思える活動を通して、本人のペースで伸ばしていけると良いでしょう。

③一人遊びばかりで人と関わりを持とうとしない

周りに同年齢の子供達が居ても、一人遊びをするばかりで関わりを持とうとしない、このままでは友達もできないのではないだろうか、といったお子さんへの対処方法です。

有効な対処方法としては、人と一緒にいて何かすることは心底楽しいと感じられるような体験を一つでも多くしてもらうというものです。

一人でばっかり遊ぶ子というのは、一人で遊ぶというのが一番楽しいので、輪に入らずに居るという子も多く居ます。また、輪に入ってみたけれど、それほど面白くはなかったということもあったからかもしれません。

そして、その心底楽しいという体験はなるべくであれば物がなしでできるものであればなおのこと良いでしょう。どういうことかというと、例えば誰かとスイッチでゲームをして楽しかったとしても、その子供は誰かとスイッチをしたからではなく、スイッチが楽しかったんだとなって、スイッチでばかり一人で遊ぶようになるかもしれません。

このようにならないためにも、例えば、鬼ごっこのように何も使わない遊びや、ドッチボールのような使ってもボールなどのあまり道具を使わない遊びで、誰かと遊ぶことは楽しいと感じれる体験をいっぱい持てる良いでしょう。

子育てで寄せられる悩み解決まとめ

今回は、子育てで寄せられることの多い悩みの3つに関して埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、心理学や行動科学などの視点から解説して、解決策を提示しました。

今回のまとめから実際の子育てに活かせそうなところも多分にあったと思います。しかし、前回のまとめでも述べましたが、今回ご紹介した方法が全ての子ども当てはまるわけではありません。いろいろな人がいるように、あなたのお子さんの特徴に合わせた対応というもの変わって来るのです。

ただ、このような特徴を持っているお子さんの中には、発達障害に分類されるようなお子さんもいたりします。もしも、気になるという保護者の方は、一度専門家へご相談してみることをお勧めいたします。

親御さんだけで子どもに対してどうにか対応しようというのは大切なことですが、必要に応じて、専門機関で療育のような形で訓練を行ったり、当カウンセリングオフィスのような場所で、子供へのよい関わり方を一緒に考えてみるのもいいかもしれません。必要に応じてご利用下さい。

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