心や気持ちの余裕がない時に実践して欲しい3つのことを臨床心理士が解説

気持ちの余裕がない時に実践して欲しい3つのこと

皆さん、こんにちは。

今回は、気持ちの余裕がない時に実践して欲しい3つのことと題して、埼玉県さいたま市でカウンセリング行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、ご紹介したいと思います。

最近、気持ちに余裕がなくてイライラしてしまっているという方や、心や気持ちの余裕を持ちたいという方は是非ご覧になって下さい。

心や気持ちに余裕がない状態とは!?

心や気持ちに余裕がない時に実践して欲しいことをお話する前に、気持ちに余裕がない状態というのを見ていきたいと思います。

皆さんの気持ちに余裕がない状態とはどのような時でしょうか、疲れている時や時間的な制約が厳しい時、仕事に追われている時など様々あるかもしれません。気持ちに余裕がない状態は実はそれ以外に身体や心、行動のサインとして現れると言われています。

①身体へのサイン

・胃腸や腸の不調(胃痛、下痢、便秘など)

頭痛や腰痛など身体の痛み

・食欲の低下、過食など食欲の増減

・汗をかく、悪寒がするなど風邪の初期症状に類似したもの

・震える、手足の筋肉がつる

・動悸がする、なんとなく息苦しい

これらは心の余裕がない時の身体のストレスサインとして見ることができるかもしれません。

②心へのサイン

不安や恐怖感を感じる

気分が落ち込むようになった

・自責の念をもつ

・何も気にならなくなった

・悲しい気持ちでいっぱいになった

・楽しい、嬉しいといった感情が感じにくくなった

・イライラとして怒りを感じている

これらは心に余裕がない時の心のストレスサインとみることができるかもしれません。

③行動へのサイン

活力や活動の減退や増進

アルコール、タバコなどの量が増える

・イライラとしやすくなり、周りにその気持ちをまき散らす

・くつろいだり、睡眠がうまく取れなくなる

・急に涙が出たり、泣きたくなる

・一人で過ごしがちになり、過ごしたくなる

・何に対しても人にケチを付けたくなる

・人と話をしたり、話を聞くのが嫌になる

・人を助けたり、人から助けられるのが嫌になる

・記憶が悪くなったり、混乱する

・頭がはっきりしなかったり、集中できない

・決断ができなくなる

これらは心に余裕がない時の行動のストレスサインとみることができるかもしれません。

身体や心、行動にこのようなサインが見えたら気持ちに余裕がない状態ということができるので、注意が必要です。また、余裕がないとイライラとしてしまう人もいるでしょうし、いっぱいご飯を食べてしまったり、ちょっと熱っぽくなるなど、人によってはサインの出やすいところとそうでないところがあるので、自分の現れやすいところを知っていると気付けるかもしれません。

気持ちに余裕がない時に実践して欲しい3つのこと!?

先の方法で自分の気持ちに余裕がない状態のサインに気付いたら、実践して欲しい3つのことを皆さんにご紹介していきたいと思います。

①時間的な余裕を持つ

気持ちに余裕がない時に一番始めに持てるとよいのが、時間的な余裕を持つというものです。気持ちに余裕がないのは、時間的な拘束がきつい場合に起きることが多いと言われています。

例えば、何か期限があったり締め切りが迫っていたり、急いでいるときはどうしても心の余裕がなくなってしまいます。その結果、誰かにつらく当たってしまったり、傷つけてしまうこともあるかもしれません。

朝少し時間的余裕をもって出発してみたり、計画的に進めたりすることによって、時間的な余裕を持つことができるでしょう。

また、今の仕事の量を考えてみるのもいいかもしれません。仕事や家事の量を調整してみたり、時には誰かに手伝ってもらうなど外注してみるのもいいかもしれません。

このような時間的な余裕を持つことが、気持ちの余裕に直結しているという人も多いので是非実践してみて下さい。

②「~すべき」思考から離れる

次に心の余裕を持つ方法として皆さんにもって欲しいものとしては、「~すべき」「~しなければいけない」という思考から離れるという方法です。

例えば、家に帰ったら家事をして子どもの面倒をみなければならない、この仕事をここまでにこなしてといけないと「~しなければいけない」と考えたり、人はこのようにすべき、親は子のようにすべき、仕事はこのようにすべきというように、「~すべき」と考えると心のに余裕がなくなってしまいます。

つまり、この「~すべき」「~しなければいけない」と考えることから自由になるだけで心に余裕を持つことができるのです。

人によっては「~すべき」思考というのを自然やってしまうという方も多いかもしれません。そんな時は少し立ち止まってみて本当に「~すべき」なのか「~しなければいけない」のかと考え直してみると良いでしょう。できれば違う考え方はできないかなとも考えて見れるといいかもしれません。このように考え直してみると、実はそこまですべきことでなかったり、明日やればよいということもあるかもしれません。

「~すべき」思考は実は持ちすぎるとうつ病の危険性も高まるものです。今ご紹介した少し立ち止まって考えてみるというのは、実はうつ病を治療する際に用いられる認知行動療法のエッセンスを含んだものです。このようにして「~すべき」思考から離れて、心の余裕を持ってみてはどうでしょうか。

③セルフカウンセリング日記を付ける

最後に心の余裕を持つ方法としてはご紹介するのは、セルフカウンセリング日記をつけるという方法です。

具体的にはどのように行うかというと、ノートやスマホのメモ機能を使ってそこに心に余裕が持てなかった事実を書いていきます。今日はこんな嫌なことがあって疲れた、今日は頑張ったけどこんなことがあってしんどかったなどと記録を書いていきます。その後、しばらく時間を経ってから、その事実に共感的なコメント(カウンセラーがしそうなコメント)を書いていくというものです。

このようなセルフカウンセリング日記を付けることで、自分が頑張っているということを認めることができて、実際のカウンセリングを受ける時のように心の余裕が生まれていきます。共感的なコメントを付けるまでする時間がないという方は、心に余裕が持てなかった事実を書くだけでもいいかもしれません。

書くということは気持ちに余裕を持つことや、瞑想効果で頭をスッキリする効果があると言われています。隙間時間で大丈夫なので、心に余裕を持てなかったことを書いてみて、時にはこうすれば余裕がもてたかもしれないという振り返りをできるといいかもしれません。

気持ちの余裕がない時に実践して欲しい3つのことまとめ

今回は、気持ちに余裕がない時に実践して欲しい3つのこととして、埼玉県さいたま市のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリング行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師である筆者が、紹介させて頂きました。

①時間的余裕を持つ、②「~すべき」思考をやめる、③セルフカウンセリング日記をつける、この3つの方法をご紹介しました。これらすべての方法を実践してみてもいいですし、どれかやって見れそうなところからやってみても良いでしょう。

しかし、これらの方法だけで、心の余裕が持てないという方は、もしかすると専門家への相談が必要かもしれません。良ければ当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご利用になってみて下さい。

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