皆さん、こんにちは。

 

日曜日の午後をいかがお過ごしでしょうか。

 

今日、皆さんにご紹介するのは、話の聞き方についてです。

 

皆さん、普段、他人の話をどのように聞いていますか。

 

ただ、うなずきながら聞く、何かアドバイスをするなど様々あると思います。

 

では、実際はどのような聞き方がいいのでしょうか。

 

今回は、話を聞くプロである臨床心理士がどのように話を聞いているのかを皆さんにご紹介できればと思います。

 

これで、あなたも今日から聞き上手です。

 

 

今回は3つのテクニックをご紹介したいと思います。

 

①共感的なコメントをする。

 

どのようなものかというと、相手の感情や考えに合わせる技術のことです。

 

例えば、「好きなことは何ですか?」というこちら側の質問に、「ギターを弾くことです。」と答えたとします。

 

この時に、「それは良い趣味ですね。」と返します。

 

例えば、「好きな食べ物はなんですか?」というこちら側の質問に、「寿司です。」と答えたとします。

 

この時に、「おいしいですものね。」と返します。

 

このように相手の感情に触れるような一言を返すと、話はより広がっていき、また、相手も話を聞いてもらえているという気になるのです。

 

②オウム返しをする

 

どういうものかというと、相手の言ったことを繰り返す技術のことです。

 

例えば、「好きなことは何ですか?」というこちら側の質問に、「ギターを弾くことです。」と答えたとします。

 

この時に、「ギターを弾かれるのですね。」と返します。

 

例えば、「好きな食べ物はなんですか?」というこちら側の質問に、「寿司です。」と答えたとします。

 

この時に、「お寿司ですか。」と返します。

 

すべての言葉を繰り返すわけにはいきませんが、オウム返しで、話の続きを促すことができます。

 

③言葉付きうなずきをする

 

どういうものかというと、相手の言ったことに言葉付きでうなずきをします。

 

例えば、「好きなことは何ですか?」というこちら側の質問に、「ギターを弾くことです。」と答えたとします。

 

この時に、「ああ、そうですか。」とうなずきながら返します。

 

例えば、「好きな食べ物はなんですか?」というこちら側の質問に、「寿司です。」と答えたとします。

 

この時に、「そうですか、なるほど。」とうなずいて、返します。

 

話を聞いてますよというメッセージが伝わり、場がアットホームな雰囲気になります。



皆さん、①~③までの技術を使って会話してみてください。

 

日常で使えば、今までより数段、相手は聞いてもらっている感じがして、今まで聞けなかった話を聞くことが出来るかもしれませんよ。

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