バレンタインデーにチョコをもらえない人が陥る心理からの脱却

 

皆さん、こんにちは。

 

今日はバレンタインデーですね。今年はコロナウイルスの影響と日曜日ということで、あまり盛り上がっていないように感じるバレンタインデーですが、バレンタインデーでなんだかそわそわしているという男性も多いかもしれません。

 

今回は、そんなそわそわしていたが結局バレンタインデーに何ももらえなかった人が陥るかもしれない心理の状態を解説した上で、そんな心理からの脱却する手軽な方法についてお話していきたいと思います。バレンタインデーに限らず、なんだか自分の思い通りにならなかった人が陥る心理ですので、どの人も知っておくといいかもしれません。

 

満たされない時に陥る心理とは!?

 

バレンタインデーに限らずに自分の思い通りにいかずに満たされない状態に陥るということは、日常生活をしているとどうしても起きてきてしまうことです。自分としてはこうなったらいいなと思っていても他の人によってそうならなかったり、環境的にそのようにならないということは良く起きてしまいます。

そのように満たされない状態に陥ると人は、様々な心の状態になると言われています。バレンタインデーにチョコがもらえないと陥る状態と言っても過言ではないのが、以下の6つのどれかの心理状態です。

 

①無意識に追いやる

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、無意識に追いやるということです。その気持ちを追いやることを心理学者として有名なフロイトは「抑圧」と呼びました。無意識に追いやり考えないことにすることによって気持ちを楽にしょうというメカニズムです。チョコなんて考えないというのがバレンタインデーに陥る心のメカニズムでしょうか。

 

②理由を付けて正当化する

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、理由をつけて正当化していくということです。この納得のいく理由をつけて正当化するということを「合理化」といいます。今年のバレンタインデーは日曜日だったからもらえなかったんだと考えるのがこれにあたります。

 

③責任転嫁する

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、責任転嫁を行うということです。自分で抱えきれない場合は、他の人のせいだとその気持ちを押し付けることを「投影」と言います。バレンタインデーで自分がもらえないのは職場や学校にイケメンのあいつがいるからだと考えるのがこれにあたります。

 

④反対の行動を取る

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、反対の行動を取るということです。自分が抱えている気持ちとは反対の気持ちや態度をとってしまうことで「反動形成」と言います。バレンタインデーにチョコがもらえないからと冷たく当たるなどがこれにあたります。

 

⑤他のもので埋め合わせる

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、他のもので埋め合わせるということです。満たされない気持ちを似た別のもので満たそうとすることで「代償」といいます。バレンタインデーにチョコがもらえないので、自分でお菓子を買うというのもがこれにあたります。

 

⑥現実から逃げる

 

人が満たされないそんな気持ちを抱いたときに起こる心のメカニズムとしては、現実から逃げるということです。満たされない現実から目を背け、逃げようとすることを「逃避」と言います。バレンタインデーの日に一日ネットゲームをしてネットの世界に入り浸るなどがこれにあたります。

 

この他にも例えば、イライラとして周りに当たり散らしたり、なんだかどんよりと暗い感じになったりするなど、人は満たされない気持ちがあると様々な心の状態の変化を起こします。今紹介したような心のメカニズムが見られる場合は、満たされていないサインともいえることができます。

 

そんな満たされていないそんなときにお勧めな方法を以下から紹介していきたいと思います。是非、これから紹介するような方法で満たされない気持ちを落ち着けてみてはどうでしょうか。

 

満たされない気持ちを落ち着ける方法

 

先に紹介したような満たされないような気持ちを落ち着ける方法をご紹介していきたいと思います。是非、バレンタインデーで満たされない気持ちを落ち着けてみて下さい。

 

①森林浴散歩

まず始めは、森林浴をしながら散歩をするという方法です。ストレスの軽減やリラックスとしては、自然豊かなところでマイナスイオンを浴びながら散歩するのが良いとされています。ある研究によると、都会よりも自然豊かな田舎の方が心の病気にかかる割合が少なく、心の研究を保てるというものがあります。

 

皆さんも、自然豊かなところで自然に触れながら散歩するというので、気持ちがスッキリしたという経験もある方も多いのではないでしょうか。ストレスが溜まっていたり、心が疲れている時は、自然からエネルギーをもらってみるというのが有効な方法です。

 

②腹圧呼吸

スタンダード大学の医局によって研究されて来た心身の疲労を取るという呼吸法がこの腹圧呼吸法というものです。どのような呼吸法かというと、一般的な腹式呼吸では息をお腹でめいっぱい吸って、その後息を吐くときにお腹がへこみますが、お腹をへこませずに維持して息を吐くという呼吸法です。

 

つまり、お腹に力を入れて、お腹が膨らんだ状態のまま呼吸を続けるという方法になっています。これを日常で気づいたタイミングで数分程度行うだけで心身の疲労の回復をはかることができるのです。

 

③瞑想法(マインドフルネス)

マインドフルネスという瞑想法は、心身の疲労を癒したり、ストレスを軽減する方法として注目されています。自身の頭に浮かんできたもやもやから自然と距離を取っていき、自分から手放していくというものです。

 

始めに呼吸を整えた上で、その後、イメージや実際の行動を用いて心を整えていきます。具体的な方法については、以前の記事でご紹介しているので、以下からご覧ください。

 

マインドフルネス瞑想を手軽に自分でやる

 

チョコをもらえない人が陥る心理からの脱却のまとめ

 

今回は、さいたま市東浦和でほんだカウンセリングオフィスを営む、心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、チョコがもらえずに満たされないそんな人が陥る心理からの脱却と、そんな気持ちを落ち着ける方法についてお話いたしました。

 

今回のお話はバレンタインデーに限らずに様々な心が満たされないような場面で起こる心のメカニズムですので、何か心が満たされないそんなときに対処方法も含めて参考にしてもらえたらと思います。

 

今回のまとめに関する疑問や感想はコメント欄までお願いします。また、当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご希望の方はお申込みページまでお進みください。

 

カウンセリングお申込み|臨床心理士・公認心理師による

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です