川に流れる葉っぱのイメージに自分の心のもやもやを流すマインドフルネス

川に流れる葉っぱのワークによるマインドフルネス！？

皆さん、こんにちは。

最近、なんだか気持ちがもやもやするようなことや頭の中がごちゃごちゃしてしまうことってありませんか？日々、様々なストレスを抱えて生活をしていると、このような状態になってしまうという人も多いかと思います。

そこで今回は、イメージを使って気持ちを整理していく方法の中で、川に流れる葉っぱに気持ちを乗せて流していくマインドフルネスというものをご紹介したいと思います。比較的ポピュラーなマインドフルネスで、イメージも付きやすく、気持ち穏やかになることもできるものです。

なんだかホッとする時間が欲しいなという方や、ちょっと最近ストレスがたまっていてなんだか落ち着かないなと思う方は是非、実践してみてください。手軽にできるので、私も時間の隙間に取り組んだりするものです。

マインドフルネスとは！？

まずは簡単にマインドフルネスというものについて解説しておきたいと思います。もうマインドフルネスというものを知っているよという方は、この部分は飛ばして、実践の部分から見てみて下さい。

マインドフルネスとは、自らの体験（現在の環境や自分自身の反応）に、まさに今この瞬間、リアルタイムに気付きをむけて、評価や判断を加えずにそのまま、受けとめて、味わい、手放すという瞑想がモデルになった方法です。

大切な点としては、今この瞬間に意識を向けるという点と、判断や評価を加えないで手放すという点です。このようにすることによって、例えば、なんだかごちゃごちゃと頭がいっぱいで疲れているという人がすっきりその考えを手放せたり、もやもやとしている気持ちでいっぱいという人がその気持ちと距離を置くことができたりするわけです。

このような頭の中の整理や心の中を整えるという効果のほか、マインドフルネスを行うと、心身ともリフレッシュでき、幸福感を感じられたり、集中力がアップしたり、免疫がアップしたり、といった効果があると言われています。

実はこのような効果のあるマインドフルネスは様々なやり方があります。呼吸に集中するものであったり、お風呂で行うものであったり、ご飯を食べながら行うものであったりなど様々ありますが、今回はそんな様々ある中から、川に流れる葉っぱのイメージを使ったマインドフルネスという方法をご紹介していきたいと思います。

川に流れる葉っぱによるマインドフルネス

それではさっそく川に流れる葉っぱによるイメージを使って頭のごちゃごちゃや気持ちのもやもやを整えるマインドフルネスのやり方をご紹介したいと思います。以下の手順に沿って実践してみて下さい。

①姿勢を整える

まずは少し落ち着ける静かな場所に身を置いてみて、そこで自身の姿勢を整えてみて下さい。椅子に座ってみてもいいですし、イラストのように胡坐をかいてみてもいいでしょう。姿勢がしっくりくるものになったら、ゆっくりと吸って吐いてというように呼吸を意識していきます。

しばらくゆっくりと呼吸を整えて、少し心が整った段階で、軽く目を閉じてから以下のイメージを作っていくようにしてみて下さい。この時間をゆっくりと取ってみても落ち着いてからイメージを作ってみることをおすすめしています。

②川とそこに流れる葉っぱをイメージする

気持ちが落ち着いた段階で、次に川とそこに流れる葉っぱというものイメージしてもいます。あなたは「それなりの川幅のある河原のそばに一人でいて、そこで座っているという状態をイメージ」してみて下さい。

川の流れは比較的ゆっくりとしており、そこには緑の葉っぱが一枚、少ししてまた一枚と、決して早くないペースで流れている状態をイメージしてみください。あなたは、河原でそんな川の流れをぼんやりとみているというイメージを維持してみて下さい。

なかなかイメージが浮かばないという方は近くの川を実際に見に行ってみてそこで行うのも良いかもしれません。また、実際に行けないしイメージもできないという方は写真や動画を使ってイメージを明確にしてみるというのもいいでしょう。

③川に流れる葉っぱに浮かんでくる考えを乗せていく

②の川の流れるイメージを維持しながら③の段階に入っていきます。そして、注意を少しだけ自分に向けていきます。自分の中にわいてきた考えや思い、感情をキャッチしてから、その考えをそっと葉っぱの上にのせて流していきます。

そしてまた湧いてきた考えや思い、感情をキャッチしてから、再びその考えを葉っぱの上にのせて流していくということを繰り返していきます。葉っぱに乗せれば自然と流れていくので、無理に流そうとする必要はありません。ただ、②のイメージの葉っぱに乗せていくだけです。

例えば、「川と言えばよく学生時代遊んだな」という考えが浮かんだらそれを葉っぱに乗せて流し、「昨日食べたご飯おいしかったな」という考えが浮かんだらそれも葉っぱに乗せて流し、「このマインドフルネス面白いな」と感じたらそれも葉っぱに乗せて流していきます。

その後、だんだんと自分の頭の中をごちゃごちゃするものや気持ちをもやもやすることを乗せていき流していけるといいでしょう。「職場の○○さんが嫌だな」という気持ちを流していき、「○○の世話をしないといけないな」という頭の中のごちゃごちゃを流していきます。

川に流れる葉っぱのワークによるマインドフルネスのまとめ

このマインドフルネスは比較的簡単に実践できて、マインドフルネスとして効果も期待できる方法です。頭がごちゃごちゃしてしまっていっぱいになってしまうそんな時に葉っぱに乗せて一枚一枚流してあげると頭もすっきりしていきます。

筆者自身も頭がごちゃごちゃしてしまって落ち着かない時に少しの時間このワークをやるだけで、気持ちが落ち着いた経験がたくさんあります。うまく流せませんでしたという話をたまに聞くことがありますが、川の自然な流れが葉っぱを流してくれるので、無理に流す必要はありません。

うまく流れないなというイメージを葉っぱに乗せてみて流してみるなど工夫でいると良いでしょう。このワークで大切なのは、考えを流すという点ではなく、葉っぱにおくという点なのです。

頭がごちゃごちゃしてしまって落ち着かない人、心がざわざわして不安な人、嫌なことがあっていらだっている人など、このマインドフルネスでスッキリしてみてはどうでしょうか。

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