カウンセリングを受けるとある効果とは!?

 

皆さん、こんにちは。

 

カウンセリングの仕事をしていると話をすると周りの人に良くこんなことを聞かれることがあります。「カウンセリングってただ話をするだけでしょう?」「何か本当に効果があるんですか?」というこんなことを聞かれたりします。

 

確かに全くカウンセリングを受けたことのない人には当然の疑問でしょう。そこで今回は、埼玉県さいたま市でカウンセリングを行う臨床心理士・公認心理師の筆者が、一般的に疑問に思われることの多いカウンセリングの効果についてお話したいと思います。

 

カウンセリングのイメージ!?

 

皆さんはカウンセリングのイメージとしてどんなものをお持ちでしょうか。どこかの相談できる施設に行って、カウンセラーと一対一で話をする。その話をカウンセラーは頷きならがら聞き、時にアドバイスをしてくれたりする。

こんなイメージを持っておられるのではないでしょうか。このようなイメージからか、「話をする必要をするよりも飲みに行った方がいいよ」と言われたり、「そんなに話したければ、職場の同僚や友人、家族に話をするよ」という声を聞くことがあります。

 

当然ですが、そのような方法でストレスが解消できる、スッキリできるという方は、そのような方法で大丈夫でしょう。

 

しかし、実際のところは、飲みに行ったとしても実は何か辛いことや苦しいこと、大変なことに蓋をしているだけだったり、職場の同僚や友人、家族は近しいからこその利害関係があって、本当に思っていることをストレート言えないということも少なくありません

 

このように、自分で持っているストレス解消方法や身近な人への相談というのがうまく行かない、そんな時に検討して欲しい一つの手段がカウンセリングになります。

 

カウンセリングにある効果とは!?

 

カウンセリングを行うことで実際どんな効果があるのでしょうか。具体的なカウンセリングの効果としてどのようなものがあるのかを見ていきたいと思います。

 

①自分の気持ちの状態に気付ける

 

人は、話をすることによって、自分の気持ちの状態を気付くことができると言われています。

友だちと誰かについて話をしているともしかすると自分はその人のことを好きかもしれない、もしく嫌いかもしれないと気付いたということはありませんか。

 

また、仕事の話を同僚としていたら、どんどんイライラが募って来て、もしかすると自分は疲れていたのかと気付けることがありませんか。

 

このように人は誰かと話をする事で、普段はなかなか気付けない自分の気持ちの状態を少し距離を取って気付くことができるのです。

 

また、カウンセリングの場合は、カウンセラーがクライエントの抱えている気持ちを言葉として返していくという作業を積極的に行っていきます。

 

このようにされることでより、クライエント自身で、「そうだ、そういう気持ちだ」というように自分の気持ちに気付くことがよりできるようになると言われています。

 

②話すことで放すことができる

 

人は、話をすることで少し冷静に自分を見ることができ、話をすることでそのもの事態との距離を取れると言われています。

何かに怒っている自分の気持ちを誰かに話をすることによって、少し冷静になりその気持ちから距離を取って冷静に考えることができたということがありませんか。

 

また、何らかの理由で誰かとお別れをしなくてはいけなくてとても悲しい気持ちを誰かに話をすることによって、少し気持ちが落ち着いて悲しみが和らいだということがありませんか。

 

このように話をすることによって、実は自分の中にある感情と距離を取って、その感情を自分から手放すことができるのです。

 

カウンセリングでは、カウンセラーがクライエントの気持ちに寄り添って聞いていってくれることによって、身近な人に話すよりも上手に手放すことができ、こんがらがってしまった糸が少しずつ解けていくように、スッキリした感じを味わうことができます。

 

③日常の関係性を気にせずに話せる

 

カウンセリングを受けれる場所は多くの場合は、日常から少し離れているところあります。そのため、日常の関係性に邪魔されずに話をすることができます

そのため、より深い核心を話すことが出来たり、本当に話したいことを安心して話せることが出来ます。

 

この関係性を気にせずに話せるというのは、実はとても重要なことだったりします。

 

アドラー心理学のA.アドラーは、人の悩みは人間関係の悩みだというほど、人間関係というのが大きな悩みだったりします。

 

家族関係に悩んでいる人は当然ですが、家族にそんな話はできませんし、友人に話をしても、そんなのうちも同じよと言われたりするかもしれません。

 

また、友人関係に悩んでいる人は別の友人に話すこともできるかもしれませんし、職場の同僚に話をしたりするかもしれせんが、そんなのはよくあることと言われてしまうかもしれません。

 

このように関係性があると実は自分の本音を言えなかったり、関係性があるからこそわかってもらえないということがあったりするのです。そのため、そんな関係性を気にせずに話せるカウンセリングの場というのが大切だったりするのです。

 

カウンセリングにおける効果についてまとめ

 

今回は、埼玉県さいたま市緑区のJR武蔵野線東浦和駅徒歩1分でカウンセリングを行う心の専門家の臨床心理士・公認心理師の筆者が、カウンセリングでの効果について簡単にまとめてみました。

 

今回、ご紹介した効果以外にも当然ですが、何か症状が回復したり、問題が解決したりと言った効果が当然ですがあります。しかし、このような症状が回復したり、問題が解決する前段階として、上記のような効果があってのものなのです。

 

今回紹介した効果が、どんなカウンセラーのカウンセリングを受けても、受けられるわけではありません。中には、聞いてもらったけど何か違ったという感じを抱く人も居るかもしれません。その辺は人間同士で相性などもあるので、先にあげた基本的な効果があまり感じられないときは、別の人を探してみるというのも手です。

 

今回のまとめを読んで、ちょっと自分もカウンセリングを受けてみようかなと感じた人は、よろしければ当カウンセリングオフィスのカウンセリングをご利用してみて下さい。ご希望の方は、以下のお申込みページへお進み下さい。

 

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